月別アーカイブ: 2021年11月

飛驒産業100周年記念事業の第七弾「SHINRA(森羅)」

今月は飛騨の家具フェスティバル特集です。
飛驒産業のSHINRA(森羅)は木材を集積した塊から最新の3Dデータを駆使した切削技術で削り出すという、従来の家具づくりとは異なるアプローチで生み出される、独特のボリューム感のある存在感と有機的な形が特徴です。彫刻家 三沢厚彦氏によるデザインは最新の5軸NCルーターを駆使して削り出されたフォルムに命を吹き込み、まるで生きた動物のような生命力と躍動感を与えます。同様に生み出されるラウンジテーブルとスツールによって、空間全体へのセット提案も可能。


SHINRA by Atsuhiko Misawa

柏木工のRitは暮らしに寄り添う愛らしい表情のチェア

柏木工のチェアRitのコンセプトはもっと自由に気持ち良く暮らしに寄り添う家具のかたち。上質なテクスチャーを際立たせる、クラフトマンシップあふれる造形。シーンを選ばない軽さと、ゆったりとした座り心地のバランス。モダンインテリアに自由と安らぎを与えます。デザイナー露木健太氏は言わく、時のうつろいと共に変化する“暮らし”をテーマにした椅子です。軽さと座りの良さはもちろん、心地良い“線”を追求し完成したかたちです。


Rit by Kenta Tsuyuki

日進木工新作はCHORSシリーズのソファ・オットマン

日進木工では松岡智之氏デザインしたCHORUSシリーズにソファ・オットマン等リビングアイテムが加わりました。「生活空間に情緒ある家具をしつらえ、人々の生活に心地よさや潤いをもたらしたい」という本シリーズのメインコンセプトを体現すべく、機能的で美しくもあるリビングシーンを創り上げました。ロングセラーシリーズのナチュラルブラウンでは新たに張りぐるみのソファを追加することでさらにご提案できる幅が広がります。


CHORUS by Tomoyuki Matsuoka

shirakawaの和室に使える畳摺りタイプの椅子「Raoul」

最近、和食の店やお寺など畳の空間に椅子を納入する機会が増えています。シラカワでは和室に使用できる畳摺りタイプの椅子「Raoul」を発表。物件によっては脚の高さを調節して生産も可能。また他にも新作チェアが満載でした。無垢材を使った伸長式楕円のテーブルなども参考出品されていました。IFFTでも先行披露した国産カバ材を使用した「Woody Work Studio」をコーナーに展示。コロナ禍にも対応できる商品群です。


Raoul by shirakawa

イバタインテリアホームページで見られるバーチャルツアー

イバタインテリアの新作はTHEシリーズのチェア。座る、もたれる、寄りかかる、肘をかける、持ち運ぶ、片付ける、馴染む。チェアの基本的な使い方を見つめ直し、シンプルに使い易く、そして愛らしい形を追求したチェアです。座と同心円の弧を描く背板は色々な姿勢で寄りかかっても座奥のバランスを崩すことなくフィットしてくれる。細い背板でありながらも適切な位置に背中や肘が寄りかかれる形状を実現しました。同心円状の意匠は螺旋状にスタッキングできます。


THE chair by Takashi Shiraoka

ゆるやかで穏やかな時を過ごす椅子、ユールチェア

木馬舎の”Jule”はデンマーク語で「クリスマス」背を囲む穏やかなカーブはアームの中程まで大きく弧を描きます。この弧は身体を傾けてもしっかりと支え、肘を置いても身体を傾けるのにも適しています。アームはハーフアームでスムーズにテーブルへの出入りができます。座面はあえてフラットにして、身体の向きを変えたり動きやすくする事で、長時間の着座でも疲れにくくしています。柔らかな印象と優しい心地をもった椅子。


Jule by Tomoyuki Matsuoka

Ork Villageがこだわった最上級の座り心地の新作

Oak Villageの新作はGrand Oak Sofa。安楽性を追求した本格ソファです。ウレタン、コイル、羽根の組合せを考え設計したクッションの構成により、着座する方の体型や体重に合った最適な状態で長時間身体を保持します。意匠のポイントでもある前脚からアーム、背へとつながる木部は飾り台になり、空間の間仕切りとしてもお使いいただけます。アームの縦面だけに現れるアリ組みが綺麗な仕上です。


Grand Oak Sofa by Ork Village

飛騨高山の地に再現した もうひとつのフィン・ユール邸

北欧家具工房「キタニ」本社の敷地内にフィン・ユール邸はあります。 高山でのフィン・ユール邸の建設の構想は、キタニの北欧家具と関わりの中で生まれました。 ゆとりある生活を大切にする北欧文化を、多くの方々と共有したい、広く知ってほしいという想いから、その拠点となる施設の必要性を感じるようになったのです フィン・ユールの自邸を高山に作ることで、北欧の文化を学び、さらに改めて日本の文化を再確認する、そんな施設造りを目指しています。


岐阜県高山市松倉町2115番地
Tel :0577-32-3546
https://www.finn-juhl-house-takayama.org