木部の収縮や経年変化を先読みした椅子

CONDE HOUSEのTACKは、札幌在住のデザイナー中村昇氏が 1978 年にデザインした。名前はスウェーデン語の「ありがとう」に由来します。「〝父の居場所″を象徴的に表現しました」と中村氏が話すこの椅子は、大らかで安定感のあるフレームと一枚ものの厚革を組み合わせた、頼もしい印象の一脚。厚革に腰掛けることで、木部の接続がさらに強固になります。

TACK

TACK by Noboru Nakamura