今年はStarckのA.I.シリーズにラウンジチェアが加わる

今月はMilano Salone、Milano Design Week 2023の特集2。
Kartellの新作はアートディレクターを努めるFerruccio Lavianiの照明TeresaやPiero LissoniのソファAsia、Patricia Urquiola のラグParys、Ludovica+Roberto PalombaがデザインしたHiRay Collection、ワイヤーフレームのバースツールとチェア。2019年にPhilippe Starckのデザイン情報を解析しA.I.がデザインした椅子A.I.の昨年はバースツール、そして今年はラウンジチェアを発表。また環境問題を配慮し普通のプラスティック材料を100%リサイクルできるプラスティックに変更している。


A.I.Lounge by Philippe Starck


Teresa by Ferruccio Laviani


Hitay by Ludovica+Roberto Palomba

Konstantin Grcicのデザインが多かった今年のMAGIS

MAGISの新作はBrogliato TraversoデザインのTrave。スチームで曲げたを脚に背と座面に布製クッションを取り付けたシンプルな椅子。Konstantin GrcicがHella Jongeriusと共にデザインしたTwainは古典的なサファリチェアからインスピレーションを得た椅子。また正確さはKonstantin Grcicの作品の本質であり、屋外向けにデザインされているが屋内にも最適な彼の新しいコレクションSouthも美しいカーブを描く、cataphoresis処理および粉体塗装が施されたスチール製のチューブとロッド作られている。


Trave by Brogliato Traverso


Twain by Konstantin Grcic

De Pas, D’Urbino, Lomazzの Galeotta復刻! 老舗 zanotta

zanottaはDe Pas, D’Urbino, LomazziのコンバーチブルソファGaleottaを復刻。跳ね上げ式クッションが特徴で、開くと長椅子とデイベッドになります。密度の異なるポリウレタンフォームのみで作られており、支持フレームや内部機構はありません。不規則な輪郭を持つ 3 つの幾何学的なブロックで構成されており、背もたれモジュールの 2 つの異なる傾斜により、座位または半仰臥位の 3 つの異なる構成を作成できます。また彼らがデザインした折りたたみ式コートスタンドSciangai の50周年記念のカラフルなバージョンも加わりました。


Galeotta by De Pas, D’Urbino, Lomazzi


市民プールが家具の展示会場 北欧の屋外家具ブランドGUBI

GUBIはデンマーク発のデザインハウスです。1967年家族経営の小さな家具屋からスタートし、インテリアデザインへの敬意と情熱をもって発掘編集した、 「忘れられた宝物を探す」ように世界中から集められた過去の優れた作品たち、そして著名デザイナーや才能あふれる若手アーティストたちとコラボレートを積極的に行なっています。ミラノ市内の市民プールを借り切って展示会を開催しました。復刻の商品が人気でPierre PaulinのソファやGianfranco Frattiniの照明など展示。


Pacha Lounge Chair by Pierre Paulin

KRISTALIAの顔となったイタリア在住日本人デザイナー大城健作

KRISTALIAは大城健作氏のデザインのスタイリッシュなテーブルが登場!Bottegaは、職人の工房にある木製イーゼルなど、日常の仕事道具に典型的な実用性の美学からインスピレーションを得ています。 その美しさは、その機能、テーブルの本質的な性質、そして時間の経過とともに使用されることにあります。 エレガントなアッシュ無垢材のフレームは驚くほどの見た目の軽さが特徴です。 天板は木製またはガラス製から選べ、形状は長方形または楕円形が選べます。


Bottega by Kensaku Oshiro

細いメタルワイヤーが軽やかなスタッキングチェア

Konstantin Grcicと深沢直人を起用するPLANKではスエーデンのBjörn Dahlströmデザインのメタルワイヤーのシートと背もたれの椅子VELIT chairを発表。フレームの色はオーシャンブルー、モスグリーン、オリーブグリーンから選べる。コンクリートのグレー、白、黒。 フレームカラー(ホワイトを除く)の取り外し可能なセルフスキニング一体型ポリウレタン クッション。 プラスチック製の滑り台。 屋内および屋外での使用が可能。このデザインでスタッキングもできる。


VELIT chair by Björn Dahlström

喜多俊之氏がデザイン監修 炭素繊維複合材料の椅子

インテリア及びファッションテキスタイルメーカーとして国際的に知られるサンコロナ小田株式会社は、喜多俊之氏がデザイン監修した自然の力と創造性の力を加え、丈夫さと軽さを備えた次世代の素材Flexcarbon®を使用したチェア「CALLU」を発表した。インテリア情報誌のDDN社のCastello Sforzesco特設会場にて喜多俊之氏のトークセッションも開催され。
片手で持ち上げられるFlexcarbonの魅力とインテリアの未来についおて語られました。


CALLU by Toshiyuki Kita

Marc Fornesアルミの建築がセルベローニ宮殿の中庭に

Luois Vuittonのオブジェ・ノマド コレクションは「旅」をテーマにしたトラベル&ホームコレクション。ミラノの中心部にある新古典主義の歴史的な宮殿Palazzo Sebelloniで開催されました。まずは中庭はMarc FornesによるインスタレーションPavilion Nomad。1mmほどの薄いアルミニウムが素材に使われている。新作はRaw-EdgesのBinda Armchair & sofa。 Marcel WandersのDiamond Armchair とCapeline Lamp。Atelier oïの南米の鳥をモチーフにしたモビール Quetzalなど。


Pavilion Nomad by Marc Fornes


Binda Armchair & sofa by Raw-Edges


Quetzal by Atelier oï