今月はアメリカーナビルで開催されました展示会を中心に紹介します。日本ベッドでは和の空間にもマッチしたロータイプのベッドを展示。ヘッドボードやフレームの枠に石垣を連想できるような模様の入ったパネルを使用。また好評だった居眠りする縫いぐるみを復活。ベッドに寝かせ、まるで生きているかのように呼吸し、眠っていました。
石垣 by NOBLS NIHON BED
モリシゲでは18世紀末、トーマス・シェラトンによって創案され、当時一世を風靡したネオ・クラシック家具をベースに、現代風に洗練させた「F.Roses」L.Dルームをトータルにコーディネートできる。直線的なデザインも取り入れたハイバック。モリシゲ独自の艶やかなブラウンの塗装にライトパープルの布でノ
ーブルな雰囲気に仕上げています。
F.Roses by MORISHIGE
2月15日展示会の少し前にオープンしたばかりのナガノインテリアではカタログでは感じてもらえない木材の材質やファブリック、皮等が見せられるショールームとして誕生しました。材料出しから最終行程まで一貫生産を行って日本人で作る日本の家具。モノ作りをはじめて半世紀、培われてきた経験と業を大切にお客さまに届けるメーカーです。
friendly!! Dining by Hamamotokougei
今やすっかりと北欧スタイルの家具メーカーと変身を遂げた冨士ファニチア。『お気に入りの家具を長く大切に使い続ける。』それは北欧スカンジナビアの人々が大切にしてきたライフスタイル。北欧の人々の物作りに対する姿勢、価値観を形にしたのが『Koti』。2014年モデルはソファのクッションには羽毛を採用。Premium Walnutなど材質も選べる。
Koti by Kazushi Suzuki
マルニの展示は価格改定を目前にクラシックシリーズのファブリックなどより質を高めたモデルが登場。
18世紀フランスで生まれたロココ様式をデザインルーツにした「マキシマム」のソファはベージュに紫の模様がひときは栄えて優雅なデザインにマッチしていた。地中海シリーズにおいては価格も据置き、多くのファンが安心して買足せそうです。
Maximum by maruni
シラカワは昨年の高山の展示会でお披露目した製品が商品化されて展示。なかでもビオスはゼロファーストの佐戸川清氏デザインで座り心地の良いリビングソファやダイニングなど、佐戸川清氏らしい一貫した意匠です。ルイのチェアでは座に「銀付革」「薄い塗装」をほどこすため、最高級の源皮を使用。革本来のやわらかい風合いが楽しめる。
Bios by Kiyoshi Sadogawa
男女、年齢、仰向けや横向けの寝姿勢、身長や体重、骨格がひとりひとり違うように睡眠にもいろいろな形があります。そこでフランスベッドが開発したのが睡眠のセミオーダーシステム『スリープ・コンシェル』。3種類(低反発フォーム・高反発フォーム・パーフィックスゲル)のトッパーと2種類(高密度連続スプリング・7インチポケットコイルスプリング)のベースマットレスを組み合わせることにより、6タイプの寝心地を選べるマットレスです。