リラックス感漂うクッション、ハイクラスなモダンデザイン

今月はアメリカーナビルで開催されましたCOLLABORATION MESSE 2022の特集です。
日本ベッドの新作AZUREはスタイリッシュでハイクラス。モダンなデザインの中に、ボリューム感のあるクッションがリラックスした空気を醸します。ウッド、メタル、ファブリックや本革の組み合わせを愉しみ、フットボードやナイトテーブルのオプションを考える。大人の生活を取り入れては金属の脚に支えられた独特な浮遊感。フレームの床面サイドからフットまで頂たいベッドです。またPHOTONは細繊な丸みがあって美しくシンプルでシャープなデザイン。


AZURE by Mikiya Kobayashi


PHOTON by Motomi Kawakami

MARUNI COLLECTIONにデザイナーCECILIE MANZが加わる

マルニコレクションのENは丸い天板やのびやかなカーブを描いた背もたれと、シンプルなループフレームの対比が美しいシリーズ。三次曲面に削り出された背もたれは背中を優しく包みこみ、印象的でありながら大らかな静けさをまとっています。シャープさとソフトさが溶け込むように調和し、どこか工芸的な温もりを感じていただけます。ラウンドテーブルを囲むやわらかな雰囲気が全体に広がっていくような、人と空間を穏やかにつないでいくアイテム。


EN by Cecilie Manz

ヒトがこしかける、そっと、よりそうネコ。垣根のない暮らし

ナガノインテリアではネコと暮らす家具を提案。ソファの背もたれはネコの通り道。ほっと一息休んだり、ネコが振り返れるよう約17cmの幅広設計にしています。背もたれが抜けているため、床からピョンっと飛び乗ることもできます。また、見た目もスッキリと圧迫感のないデザインに仕上げています。サイドテーブルを追加することにより、テーブルはステップ台になる。実は降りるのが苦手なネコのために、段違いのサイズのサイドテーブルを配置し、安全に降りることができるよう工夫しています。


orner bench by NAGANO INTERIOR

シラカワ軽量のDining Chairコントラクトにも期待できる

シラカワではレストランやカフェなどコントラクトにも使える軽量の椅子の新作が多く展示。Raoul Chairはスタッキングができる軽量でカバーリングタイプの椅子。畳摺のタイプもあり、料亭など、畳の部屋を椅子席に代える提案ができる。一見みると張込の椅子に見えるほど綺麗な仕上です。笠木に1本の曲木を使用したGeorges。スタッキングしてコンパクトにまとまる曲線を活かしたMarc Chair。直線を活かしたスタイリッシュなDerain Chair。


Raoul Chair by shirakawa

浜本工芸のTVボードを中心に壁一面にオーダー

ショールームをリニューアルした浜本工芸では壁一面に4mものテレビボードが展示。全19アイテム、高さも170cmから最大270cmまで対応の壁面収納。TV取付板を取り付けることでテレビを掛けれます。木部塗装色はダークオーク、ナチュラルオーク、カフェオークの3色から選べます。フィラー材で壁や天井にピッタリと納まり、造作家具のようなサイズ対応が可能です。右下はお掃除ロボット用の切り抜きオプションが可能。


System Board by Hamamoto Kougei

ダイニングボードのプロ綾野製作所の新シリーズ

綾野製作所の新シリーズ「STEIN」はデザインと機能の融合した商品です。背板は新色のアルボリックを採用。高級感のステンカラー。天桟と上レールを分けることでスッキリ見える。高透明ガラスと縦ラインを細くした新型アルミフレーム。ソフトクローズ機能の引出し。上下手がかりのある新型取手。ダストボックスには水分/湿気/臭いを吸着するモイスを採用。サイドからもアクセスし易いドアシェルフ仕様。ワインボトルの収納に特化した上キャビネット採用。


STEIN by Ayano Seisakusho

エグゼクティブな空間にはモリシゲの高級家具

モリシゲの新作N-MEGAFLOATは高級なリビングセット。ウォールナットの木質感と重厚な革張りシートが落ち着いたエグゼクティブな空間をつくりだしてくれます。GRANT-MCは贅沢な1人掛けのアームチェアーと中央にウォールナット材を使ったデスクのセット。またLIBERTYは3Pソファとムービングテーブルの提案。N-SERIEは大きめのシートとシャープなフレームのラインが洗練された印象を空間に与えるアームチェア。肘を後方にひかえたデザインは、立ち上がりやすい形状になっている。


N-MEGAFLOAT by MORISHIGE


LIBERTY by MORISHIGE

在りたいと思う暮らしに寄り添う家具を提案

2021年に新たに仲間入りをした「Oka」と「Owl」。そして、FUJI FURNITUREにとってなくてはならない存在の「Koti」。2022年、追加アイテムの発表。私たちを取り巻く環境の移ろいと共に、人との向き合い方、自分自身との向き合い方など、これからの生活を考える時間が多くなりました。身の回りのことを考え直すことで、家での時間をどう過ごしたいか、在りたい暮らしの見え方も変わったように思います。家という空間はいつも私たちを受け入れ、家具は暮らしに彩を添えてくれます。


Koti by Kazushi Suzuki


Oka by Mikiya Kobayashi


Owil by Kazushi Suzuki