KAGU TIMES 2009/11

IDEEの新作は植木莞爾デザイン
イデーの新作家具、デザイナー植木莞爾による「DIVANCO (ディヴァンコ)」シリーズが誕生。軽やかな存在感は、絶妙なバランスと繊細なディティールによるもの。リビングルームはもちろんオフィスのラウンジやパブリックスペースまで、穏やかな知性の漂う空間を演出するソファとテーブル。過去の作品にはアラダンチェアがある。

HIROSHIMAに新アイテム加わる
深澤直人と共同で商品開発を行うMARUNI COLLECTION。好評のHIROSHIMAシリーズにこの秋新たにテーブルやボードが加わった。テーブルは生活のシーンに合わせて可変する伸長式¥220,000~。サイドボード¥278,000~はブナやナラ材を丁寧に仕上げたナチュラルなもの。マルニ木工の新しい方向性が確立されたように思われる。

世界では売れっ子Kartell ×吉岡徳仁
Kartell社と言えば元はイタリアの注射器のプラスティックを生産していた会社。ヴェルサーチなどのファッションビジネスを成功させたクラウディオ・ルーティを迎え家具業界でもデザインに特化してヒットしている。新作は吉岡徳仁デザインのAmiAmi(アミアミ)プラスティックの素材の椅子ですが座背がまるで布を編んだようだ。

羽毛ふとんもグッドデザイン賞
フランスベッドの羽毛掛ふとん「ドライスルー95」が2009年度のグッドデザイン賞を受賞しました.。特徴は保温性をキープし、余分な湿度を逃すベンチレーター機能。寝返りの労力を従来比16%低減。
肩口からの冷えや首もとの不快感を抑える“ネックラウンド”仕様。品質管理の徹底した国内自社工場で一貫生産を行っています。

XOフランスからTOYO KITCHEN
XO(エックスオー)はフランスのフィリップスタルク・デザインの家具メーカー。2009年のサローネではスタルクとカリム・ラシッドの作品を展示、注目を集めていた。トーヨーキッチン&リビングでは国内正規代理店となり家具を販売する。12月17日(木)、18日(金)の2日間スタジオ大阪にて旧作、新作の展示が揃う予定です。

遠藤照明の輸入家具AbitaStyle
遠藤照明の輸入家具部門もVol.3を発行し、充実したラインナップが揃っている。自社でのオリジナルデザインや大阪の実力デザイナーを起用しての商品開発や照明で培ったノウハウを家具の分野にも生かし、インテリア空間の提案および表現に結び付けたいと考えています。環境問題などにも取り組んだ商品開発もすばらしい。

カリモクのソファWS11も健在です。
カリモク60のヒットで限定店扱いの商品も主流になる中、通常のカタログにもレトロなソファシリーズが健在している。WS11モデル、合成皮革張、長椅子。クッションには弾力性と耐久性を備えたSバネが使用してありボタンの窪みが斜め45°ですがレトロ感覚は良い感じです。

いざという時のカウンターチェア
業務用のカウンターチェア選びでちょうど空間のイメージに合うものを探している時にうまくはまるのが桜屋工業のカウンターチェア。50年代風あれば、和風モダン調もあり、しかもリーズナブルな価格でズバリはまってしまします。カウンター探しに煮詰まってしまったら一度カタログ開いてみてください。

pdfファイルで見る