毎日長時間座る人のため、日本人の体型にあった上質な椅子がないのです。いのうえアソシエーツのAwazaは座りの人間工学を椅子に、 腰にやさしい日本の椅子を届けたいでとデザインされました。座って頂ければ、すぐに違いがわかります。 良い椅子と出会う意味 = 健康。上質な日本の椅子をめざして、妥協することなく椅子デザイナーみずからが、デザインし、販売しています。デザインは椅子塾でもお馴染みの井上昇さん。

モリシゲでは“DEINDE COLLECTION” Design by Elena Galli Giallini（エレナ･ガッリ･ジャッリーニ）を発表。 日本の伝統工芸と感性を生かしたグラフィックデコの模様が特徴で、 得意とする漆とイタリアンデザインをモダンに調和させたシリーズ。 漆のボード類からソファまで。デザイナーのエレナさんは日本在住のイタリア人で元建築家で大型建築からプロダクトまで手掛けている。

カンディハウスの新作 PETRA は曲線美の中に、彫刻的な力強さを追求した椅子。軽快な印象ながらも背や脚の丸みなど座る人に安心感を与えるかたちや、細部にこだわった心地よい手触りなど使い手の優しさが表現されています。しなやかなフォルムに安心して身をゆだねることのできる座り易さ、座のカバーリング式など機能面も重視 。デザインはクラフトマンとしても定評がある朝倉芳満さん。

kitoki は「木と木のつながり」「気と気の結びつき」「機と来の可能性」を意味し、アメリカ広葉樹の肌のぬくもりを大切に活かし 、“ 家 ” に “ 具 ” わるものとしての必要と必然から生みだされるデザインで、暮らしと 空間に寄り添った生活の道具づくりを心がけています。形でなく家具が置かれる空間に生みだされる暮らしこそがデザインだと考える。

コクヨファニチャーの新作「AIRFORT」は、座り姿勢をとることで、骨盤を理想的な状態に保つことに着目しました。骨盤を理想的 な角度である立ち姿勢に近づけ、 動きを妨げることなく個人差の多い背骨のカーブにもしっかりとアジャストし、” 柔軟性とサポート力を両立して腰をサポートする ” ことをコンセプトに開発したオフィ スチェアーです。張地は 5 色展開。

オカムラの座面を持ち上げたフォルムが特長 のルーチェは、着座から起立まで一連の姿勢変化に座部と背部をフィットさせる技術を踏襲しています。特に着座時に、身体への衝撃を最大限に緩和吸収する「スマートリラクゼーションシート構造」により、体格・体重差に関わらず、 あらゆる人に快適でソフトな座り心地を体感して頂けます。

tobiは端正で繊細な表情のなかにひそむ遊び心をテーマに、粋で鯔背な江戸気質を表現。黒檀やオバンコールといった堅い木を細くシンプルに組んだ端正なフォルムを伝統の技術で実現しました。 細部には江戸切子や新素材がひそむ、伝統と先進の融合を「新東京生活様式」ととらえて表現。デザイナーに岩倉榮利氏（岩倉榮利造形開発研究所）プロデューサーに高田公平氏（エッセンス）