今年のHERMESは、新しいクリエーションとヘリテージからのオブジェを一堂に集め、その接点に注目します。過去と現在とをつなぐエルメスのオブジェは、時の流れを行き来しながら超越する存在。エルメスのルーツを物語る展示では素材の組み合わせが目を惹きます。レンガや石、スレート、木材、圧縮された土など、まるで騎手のユニフォームのようなデザインが新鮮です。幾何学的なパターンの騎手の勝負服は、メゾンの文化的なヘリテージのシンボル。そのデザインにヒントを得て、レザーグッズとテキスタイルが誕生しました。エルメスの新しいアームチェア《ディアパゾン・ドゥ・エルメス》は、先鋭的でありながらエレガント。飛翔する馬術競技にヒントを得た軽やかなランプと、繊細な趣きのテーブルウェア《トレサージュ・エケストル》は、軽やかさと洗練を表現しています。(HERMES HPより抜粋)