1928年の創業以来、マルニ木工は「木とともに生きる」を理念に、広島の地で家具をつくり続けてきました。しかし近年、北米やヨーロッパ産の広葉樹資源の高騰に直面し、私たちは改めて日本の森に目を向けました。豊富に存在する檜や杉といった国産の針葉樹を、家具の枠を超えて活かす方法はないか?その答えのひとつが、国産サウナの先駆者「ONE SAUNA」との協業です。
いま、サウナは「心と体を整える空間」として、世界中のホテルや別荘で欠かせないライフスタイルの一部となっています。そこに求められるのは、デザイン性、快適性、そしてプライベート感。家具メーカーだからこそ実現できる技術と視点で、その期待に応えたいと考えました。私たちが受け継いできた家具づくりの技術、「ONE SAUNA」のノウハウ、そして熊野氏のデザイン。3つの力が融合して誕生した「kupu sauna」は、ただ熱に包まれる場ではなく、木とともに生きる豊かさを再発見する空間です。日本の森と家具の知恵を背景にしたサウナから、これからの暮らしに新しい上質と整いのスタイルを届けていきます。




