広島で古くから家具の産地として、歴史と高い職人技を脈々と受け継いできた府中家具。技術や伝統を礎に、現代的な新しい発想と解釈を家具で表現する為に新しいブランド「MEETEE」は始動した。

倉本仁デザインのNadiaは船大工の技術から木造船を想起させるような組み木構造が全体に現れ、デザインと構造が高い次元で調和した家具です。

Nadia by Jin Kuramoto

Harri KoskinenデザインのTukkiは木工職人の高い技巧と無垢木材を用いた椅子とテーブルによるダイニングシリーズで、樹種はメイプルとウォールナットを揃えます。生活に馴染むその姿は、その家具が置かれる環境をよく考慮したものであり、アームチェアでありながらスタッキングが可能です。肘掛部分の特徴的な形状はスタッキングを可能にすると同時に、その幅広い肘掛が快適な座り心地を生み出しました。「Tukki」の名はフィンランド語で「狩猟銃」を意味し、古来、生活手工具であった猟銃の木製ハンドル部分とこの椅子の肘掛が似た形状をしていることに由来しています。

Tukki Chair by Harri Koskinen

Claesson Koivisto RuneデザインのWafer

Wafer by Claesson Koivisto Rune