Michael Thonet 曲木の技法で大量生産

ミヒャエル・トーネット(1796-1871)はドイツ・ボッパルトでなめし革業の家に生まれた。建具職人の下で修行した後、1819年に家具職人として独立し工房を構えた。薄い木板同士を接着した積層材を曲げることで家具を作り出そうと試みる。最初の転機は1836年に発表されたBoppard Chairであった。木を蒸して柔らかくしてから曲げる曲木の技法を発明し、これを工場で大量生産した。代表的な曲木椅子は『14』で、19世紀に約5000万脚が生産された。
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No.14 by Michael Thonet

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No.2009 by Michael Thonet