Arik Levy（アリック・レヴィ）1963年、イスラエルのテルアビブ生まれ。スイスのArt Center College of Designで工業デザインを学んだ後、パリのLes Ateliersで教鞭をとる。ヨーロッパの様々なデザイン学校においてワークショップをリードしながら、ジュネーブのThe Grand Theatreなどの舞台装置デザインを手がける。家具はB&B Italiaをはじめ Palau、 Emu、Viccarbeから発売。
Shine (Emu) by Arik Levy
Ron Gilad（ロン・ジラッド）は1972年生まれイスラエルのテルアビブ出身ニューヨーク在住のデザイナー。幾何形体の美を追求するアーティスト。2010年サローネでFlosのメイン展示で輪を壁に縫い込んだようなLED照明を発表。Moltani & CのGRADO° ではフレームを45度傾けることで角を消し去り、線だけが存在するような美しく視覚効果を生み出した。
GRADO° (Moltani & C) by Ron Gilad
Eugeni Quitllet（エウゲニ・キレ）1972年生まれ、スペインのカタロニア地方出身、1991年にイビサ美術学校で学び、1996年にバルセロナ美術学校のプロダクトデザイン科とインテリアデザイン科を卒業。2001年にフィリップ・スタルクと一緒にKartellをはじめ多くの仕事を共にした。Aliasからはチェアーelleを発表。近年エアフランスの機内食用食器のデザインも手がけている。
elle (Alias) by Eugeni Quitllet
Jerszy Seymour（ジャージー・セイモア）1968年ドイツ・ベルリン生まれ。ロンドン・ロイヤルカレッジ・オブ・アート卒業後、1999年にミラノを拠点に活動。MAGISでの仕事を機に世界に認められ、スウォッチ社などのデザインを行う。2000年にDedalus Award for European Designを受賞。MAGISのチェアFLUXは2本のワイヤーのみで構成され、一筆書きでも描けそうだが、構造上はとても複雑。
FLUX (MAGIS) by Jerszy Seymour
Monica Armani（モニカ・アルマーニ）1964年イタリアのトレント生まれ。ミラノ大学を卒業後、父親の事務所で活動、イタリア国内外の大規模プロジェクトに従事。デザインと実用性の高度なハーモニーに基づく建築、空間と機能性の一致した建築の創造を確立。洗練された抑制的なデザインに、経験と合理主義に基づく本質的、機能的で厳格な環境を創造するアプローチが表されている。
WGS stool (Gallotti&Radice) by Monica Armani
トラフ建築設計事務所は鈴野浩一と禿真哉により2004年に設立。建築の設計をはじめ、ショップのインテリアデザイン、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。2011年「空気の器の本」、2012年「トラフの小さな都市計画」 刊行。
cobrina （飛驒産業） by Torafu Archtects
