2012年期待できる若手デザイナーを作品の写真とともに紹介します。
ハイメ・アジョン1974年マドリッド生まれのスペイン人。マドリッドとパリで工業デザインを学んだ後、1997年ファブリカに参加。8年後、人気に火がつき、昨年はBaccratの照明やFrith Hansenのソファをデザイン。日本では伝統工芸「九谷焼」の窯元、上出長右衛門窯とコラボレーション。
FAVN / Fritz Hansen
2012年期待できる若手デザイナーを作品の写真とともに紹介します。
ハイメ・アジョン1974年マドリッド生まれのスペイン人。マドリッドとパリで工業デザインを学んだ後、1997年ファブリカに参加。8年後、人気に火がつき、昨年はBaccratの照明やFrith Hansenのソファをデザイン。日本では伝統工芸「九谷焼」の窯元、上出長右衛門窯とコラボレーション。
FAVN / Fritz Hansen
イヴ・べアール1967年スイス・ローザンヌ生まれ。カリフォルニア州のアート・センター・ カレッジ卒業。1999年『フューズ・プロジェクト』設立。多岐にわたる分野で活躍するデザイナー。Herman Miller社の照明Leaf Light をはじめ、革新的な素材構造から実現したフレームのない背のSAYL Chairsが代表作。東芝ノートパソコンAliphの携帯電話など。
SAYL Chairs / Herman Miller
コンスタンティン・グルチッチ1965年ドイツ生まれ。ロイヤル・カレッジオブアートを卒業後、ジャスパー・モリソンのもとに勤務。1991年に独立。余分なデザインを捨てたプロダクトは魅力的です。MAGIS、PLANK、ClassiCon、など手がけFlosより発表されたMAYDAYはニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションになっている。
パトリシア・ウルキオラ 1961年スペイン・オヴィエド生まれ。マドリード工科大学建築科を卒業。その後、アッキレ・カスティリオーニの助手をミラノ工科大学で務め、2001年に独立。女性らしいフェミニンなデザインが魅力でmoroso、depadova、B&B、driade、kartell、flos、molteniなどイタリア一流の企業のデザインを手がけている。
HUSK/ B&B Italia
ブルレック兄弟 ロナン1971年、エルワン1976年、共にフランス・カンペール生まれ。1997年にパリ国際家具見本市で発表した作品「崩壊したキッチン」をカッペリーニ社のジュリオ・カッペリーニに見出され、Vitra、MAGIS、Kartellなど手がけ、ligne rosetからはFacett(2005)やClouds(2009)昨年はフルーツをイメージさせるソファPloumを発表。
Ploum / ligne roset
マルセル・ワンダース1963年生まれ。アーネム美術学校を卒業。オランダのドローグデザインの一員でもある。1996年にイタリアCappellini社により発表されたKnotted Chairは、編んだロープを樹脂で固めてチェアにしたという画期的な作品。昨年のサローネではKnotted Chairを1001脚で生産終了するファイナルイベントを開催。
Knotted Chair / cappellini
佐藤オオキ1977年カナダ生まれ(早稲田大学大学院建築学科修了)を中心に2002年に設立されたnendo。nendoマジックとでも言うか、作品にはシャレのような仕掛けがあり、毎回笑わせてくれると同時に感心させられる。昨年は樹脂なのに木目のある集成材や電球なのにサークルに見える照明など奇抜な発想に拍手。