2012年のロンドンオリンピックの聖火のデザインで有名な英国のEdward BarberとJay OsgerbyがB&B Italiaの新作Tobi-Ishiというテーブルをデザインしました。名前からも伺える日本庭園の伝統的な飛び石から影響を受け、見る角度によっては遠近法で異なる印象のテーブルです。木製のカラフルなポリウレタン仕上げもあります。

Tobi-Ishi by Edward Barber and Jay Osgerby

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どこか建築家Frank Lloyd Wrightの空間にも似合いそうなMAGISの新作ソファTraffic。Konstantin Grcicが「気取らないシンプルなソファ」をコンセプトにデザインした。細いワイヤーフレーム構造とボリュームのあるクッションの組み合わせで、自由自在に伸びるフレームの形状が、活発に車が行き交う交通網を思わせるところからネーミングした。

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モンテナポレオーネ通りのショールームを閉鎖してしまったdriadeではあったがFiera会場では新作を掲げて登場。中でもIItaro RotaデザインのMODESTY VEILEDはまるで蛇腹の紙を細かく折って再び伸ばしたような形状のシルエットで横から見るとミイラ男の顔が伺えるようなチェア。古代ローマ法王のインテリアにもマッチしそうな綺麗な白い造形物です。

MODESTY VEILED by Itaro Rota

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オーナーのWilliam Sawaya自身がデザイナーのSAWAYA & MORONIの新作はWilliam Sawayaデザインのチェア4 OLGO armchair。リサイクル可能な樹脂で成形したチェア。木目のような模様のバージョンもある。そしてZaha HadidデザインのKUKI chair。まるで1枚の円盤状のプラスティックを左右曲げてできたようなユニークなデザインです。

4 OLGO by William Sawaya

KUKI by Zaha Hadi

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毎年ユニークなデザインをするFabio Novembre。今年はGuframから髑髏のチェア、Jolly Rogerを発表。彼自身が身につけている髑髏の指輪に関して自分の壮大な父親（この人は海賊だった）が所有していたからと答え、信じています。その発想から生まれたJolly RogerはGuframが得意とするプラスティックの椅子で後部に髑髏の顔が描かれています。

JOLLY ROGER by Fabio Novembre

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今年の日本メーカーのブースはsozo_commには飛驒産業、シラカワ、カリモクと会場に入るや否や日本の産地展に帰ってきた錯覚にとらわれました。そのブースの卒業組maruniとRitzwellは独立したブーズで展開。maruniは深澤直人とJasper Morrisonデザインのベンチを披露。他にも木製折り畳み椅子にLightwoodのアームチェアを展示。また宮崎椅子製作所は去年に引き続きBreraのギャラリーで展開。Inoda+Svejeの2人掛けソファが絶品でした。カリモクは別にRossana OrlandiにてKARIMOKU NEW STANDARDを展示。日本のデザイナー展としては日本のかたち展や和紙のメーカー株式会社和紙来歩が協賛して老舗美術書専門店で展開したTuTuMu展など日本人の活躍が伺えた。

ASIAN BENCH by Fukasawa Naoto

Botan by Jasper Morrison

宮崎椅子製作所　Design by Inoda+Sveje

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毎回著名なデザイナーを起用するスペインのviccarbe社。今年は深澤直人の角がまるいクッションを組み合わせたソファやロンドン在住の大城健作の片アームが簡単な机代わりにもなる1人掛けのソファなどを展示。他にArik Levy、Jean-Marie Massaud、Victor Carrasco、Vincent Van Duysenなど凄い面々がデザインしている。

Brix by Kensaku Oshiro

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