「もしかして、一本の木からの削り出しなの?」って疑いたくなるフォルム。
まるで一本の継ぎ目のない真っ直ぐな木をそのまま機械の上に設置し、大小様々な刃が付いたルーターで何度も往復しながら削り出し作った雰囲気が漂う。
私たちが毎日目にする椅子、その椅子の形は脳に刻み込まれる。刻まれた椅子の形は、どこかで「椅子」と聞き、脳に浮かび上がる椅子のイメージを形成する。私たちのイメージにある椅子の形とは、「脚」「桟」「貫」「背」等、それぞれのパーツが組み上げられ完成するもの。そしてそれぞれのパーツはそのぞれの「部品名」に相応しく、それなりの形をしているし、完成した椅子を眺めながらパーツの名前を簡単に答えられるもの。
このDC10はその私たちが想像する椅子とは違う。
例えばどこからどこまでが脚のパーツで、またどこまでが背もたれのパーツなのか、一見だけでは見分けが付かない。
このDC10も、他の私たちが想像るす椅子同様に、まずそれぞれのパーツが作られ、そしてそれが組み上げられ完成する。でも、それぞれのパーツの継ぎ目があまりにもスムーズで最初に「もしかして、一本の木からの削り出しなの?」って呟きたくなってしまう。(宮崎椅子製作所のHPより抜粋)
DC10 by Inoda+Sveje


