Philippe Starck 飛行機の翼のような家具

毎年1月は新人のデザイナーを紹介してきましたが、今年はベテランにスポットを当てます。
フィリップ・スタルク
1949年、パリ生まれ。パリ装飾美術学校で学んだ後、ピエール・カルダンのスタジオでアートディレクターを務める。80年にはスタルク・プロダクツを設立。82年にはエリゼ宮にフランス大統領専用室を設計。1982年パリのカフェle costesのために作られた椅子がdriade社から発売。世界中のカフェやレストランでスタルクの椅子が使われている。

costes

Costes by driade

Masters

Masters by Kartell

Antonio Cittero 伊太利亜紳士なデザイン

アントニオ・チッテリオ
1950年、イタリアメーダ生まれ、家具職人の父親を持ち、名門ミラノ工科大学で建築の学位を取得し、卒業後、建築デザインからインテリアデザインまで実績を残し、B&B ITALIAのMAXALTOシリーズをはじめ様々な企業のデザインを手掛けている。王道を行く正統派のデザイナー。1987年と1995年の2度も、コンパッソ・ドーロ賞受賞の栄誉に輝く。

Charlotte

Charlotte by B&B italia

GrandRepos

Grand Repos by vitra.

Ron Arad 職人堅気な工芸品の発想

ロン・アラッド
1951年、イスラエル生まれ。エルサレムのアートアカデミーで学んだ後、ロンドンのAAを経て、自身のスタジオOne Offを設立。ラバーのシートと鉄パイプで作った椅子「ラバーチェア」で、インテリア業界に華々しいデビュー。1989年には、デザイン・建築設計事務所Ron Arad Associates,Ltdを設立。彫刻的な要素にアート感覚な特徴的作品が多い。

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Tom Vac by vitra.

FPEchair

FPE chair by Kartell

Piero Lissoni 本質的でシンプルなポリシー

ピエロ・リッソーニ
1956年、イタリアのミラノ北東部、ブリアンツァ生まれ。ミラノ工科大学建築学科を卒業後、1987年にニコレッタ・カネージとともにスタジオ・リッソーニを設立。プロダクトやインテリアデザインはもちろん、ロゴやマークなどのグラフィックデザイン、アートディレクションに至るまで幅広く活躍。本質的でシンプルというポリシーが貫かれている。

Hati

Hati by LEMA

PIUMA

PIUMA by Kartell

Jasper Morrison Super Normalがコンセプト

ジャスパー・モリソン
1959年、 ロンドン生まれ。ロンドン王立芸術学院を卒業後、ベルリンにてデザインを学び、1986年にデザイン事務所Office for Designを設立。家具から交通機関まで、多岐に渡るデザインを手がける。簡潔かつ、変わらぬ価値を持ち続ける普遍的なデザインに特徴がある。リデザイン的作品もあり、彼がデザインすれば究極の美しいフォルムを完成させる。

Hi-pad

Hi-pad by Capellini

ThinkingMan

Thinking Man’s chair by Cappellini

Tom Dixon 英国独自の伝統に影響

トム・ディクソン
1959年、チュニジア生まれ。プロダクト・デザイナー。 イギリス人の父とフランス人とラトヴィア人の混血の母をもつ。1963年イギリスに移住。 アニメーションの仕事やクラブDJなどの経歴、異色のデザイナーである。英国を代表するアバンギャルドなデザイナーの一人。独自のブランドを持ち、コールドの照明や雑貨など独特の世界が展開。

PylonChair

Pylon Chair by Cappellini

FanChairNatural

Fan Chair by TomDixon

Jean Marie Massaud 生あるものへの共感、自然と文化が調和

ジャン・マリー・マッソ
1966年フランス、トゥールーズに生まれ。1990年、パリにある国立創作工業高等大学を卒業。アジアとフランスを拠点に活動後、1994年にパリで自身の事務所を設立。現在もカッシーナ社をはじめ、バカラ、マジスなど手掛けいる。日本ではTIME & STYLEで日本庭園や飛び石をイメージし、形を組み合わせ、動かせる家具 JAZZを発表。

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Ace by viccarbe

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Ad Hoc chair by viccarbe

Marc Newson apple watchのデザインでもお馴染み

マーク・ニューソン
1963年、オーストラリアシドニー生まれ。シドニー大学卒業後、東京のIDEEで活躍。流線型や円形を多用し、多様な色使いをする。ニューヨーク近代美術館やロンドンのデザインミュージアムの永久収蔵品に選ばれた作品がある。彼がデザインする家具は、まるで生きているかのように思える生命体のようです。

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Embryo Chair by IDEE

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Lockheed lounge by vitra museum

WoodenChair

WoodenChair by Capellini