カンディハウスの新作はシンプルな天板を、枝(branch)をイメージした力強い脚で支えるテーブル。天板に共材で入れた「ちぎり」からは、さりげない手仕事の香りが漂います。同じく枝がモチーフの椅子は、ナラ材で量感がありながら細身。その無駄のないデザインはどんなテーブルにも馴染みやすく、上質なダイニングシーンを演出します。
日本人のベッドは日本ベッドが一番
ここからはアメリカーナビルで開催された展示会からお届けします。日本ベッドでは昨年に引き続きゴージャスなベッドからスタート。FLEURDELISはコンパクトでスクエアの外観の、たっぷりとした収納スペースを持つファブリックベッドガススプリングでスムーズに開閉するフレームのマットレス下は仕切りもなく全面が収納に使えます。
クラシックのマルニ地中海シリーズ全開
マルニと言えば地中海、久しぶりに地中海の登場です。新たにコンパクトサイズのオケージョナリーアイテム、植物柄をモチーフにしたモダンで光沢感のあるファブリック、モケット生地を採用するなど、現代の価値観に合った新製品が加わりました。「地中海シリーズのルーツを辿る、近世クラシック紀行」と題したセミナーや椅子張り実演を開催。
ゴージャスな家具モリシゲの匠の技
モリシゲでは日本伝統の漆工芸とイタリアモダンが融合したシリーズ、「”DEINDE COLLECTION” Design by Elena Galli Giallini」をはじめ、コンパクトなクラシックスタイルが人気のロングセラーN-SPENSERがグレードアップ。またGRAN ROSEは透明感のある艶で樺材の木肌を美しく生かすB-GBR色で装った、オーソドックスなハイバックスタイル。
フェラーリ感覚のエコな家具デザイン
飛驒産業ではフェラーリや秋田新幹線のデザインなど、世界を股にかけて活躍するデザイナーの奥山清行氏がデザインし、昨年の秋に発表した「SUGI」と「BUNA」。今回は早くも「BUNA」の製品版が登場。家具業界に新たな話題をもたらしてくれる飛驒産業。4月にはショールームが新しく大阪市北区堂島浜にあるアクア堂島の東館1階に移転。
BUNA
冨士ファニチアが提案する北欧モダン
新感覚ストレスレス®ジャズ
ストレスレス®は、スカンジナビア最大規模の有名家具メーカー、ノルウェーのエコーネス社のブランド。今年の展示はスチールベースのストレスレス®ジャズ。1971年に誕生した初代モデルのデザインを継承し、長年の開発で培われたすべての機能と快適性を備えた新たなモデルです。
ストレスレス®ジャズ(写真右)
ストレスレス®ブルース(写真左)
お好きな椅子を車椅子に変身!
シラカワの車椅子は金属のフレームに前方、小さな車輪と後方、自転車のような車輪が付いていて、フレームの幅を調節することによってシラカワ製品のデザインの椅子を合体させて使うことができます。また車輪のタイヤは木で言えば無垢、中までゴムが詰まっていてパンクすることはありません。椅子選びも楽しみです。
エントランスにはRAPTシリーズのニューアイテムを展示。鷲、鷹、鳶などの強力な翼をイメージし、モダンに研ぎすまされた造形と素直で端正な木肌とのコラボレーション。