今月は『2019 飛騨の家具フェスティバル』の特集です。
飛驒産業100周年記念モデル建築家 隈研吾×HIDA「クマヒダ KUMAHIDA」を発表。チェアの背〜肘〜前脚を構成する部材の断面は、「紡鐘形」と称される両端が尖った膨らみのある形状。この独特の形状が、厚みのある部位での適度な「柔らかさ」と、両サイドのエッジが利いた部位での「柔らかさ」の両立を叶えています。建築に通じる曲線が快適な座り心地を実現。
KASHIWAの新作チェア ゆったりとしたデザイン
美しく、ゆったりと寛ぎながら楽しむダイニングチェア。食事もリラックスできる肩まで支えるクッションに、KASHIWAならではの曲木やジョイント技法を駆使した頑丈な木製フレームが特徴です。DEWの名に込めたのは生活に潤いを与えるセッセンス、凝縮された良質な家具のイメージです。見た目より軽量でお掃除の時などチェアの移動が簡単に行えます。
日進木工の秀作は松岡智之氏デザイン
shirakawaの匠館も好評 飛騨イタリアン Artigianoで昼食
shirakawaの新作は馬蹄型の背にハーフアームが特徴の座り心地がゆったりしたダイング5点セットのChardin。フレームの木はブラックウォールナットとレッドオークの2種類から選べ、レッドオークは13色のカラーが選べるのでどんな部屋の色調にもコーディネートすることができます。鉄の脚がまだ試作のテーブルに軽快な小椅子をセッティングした商品や、毎年お客様の意見を参考に製品化する姿勢です。
飛騨古川の地に古くから受け継がれてきた匠の技
ibata interiorではロングセラーのやすら木をリニューアル。カウチスタイルを新モデルに座クッションの座り心地を大幅改良。Signは波面形状のダイニングテーブルを新導入。座彫りにこだわった座り心地の良いベンチに背付きベンチも追加。Refactionは背張りの座り心地重視のハイバックチェアを追加。KIOLIは最も要望の多い回転チェアを製品化。
金具は一切使わない独自の折りたたみ固定方法
オークヴィレッジの新作は和にも洋にもあうシンプルな折りたたみ式の小机。脚の固定には金具を使わず、木だけでつくったオリジナルストッパーを用いており、左右にスライドするだけで簡単に折りたたむことができます。天板の幅と奥行は2:1の比率で組み合わせやすいサイズです。他に棚の高さが自由に変更できる組み立て式の棚Kigumiシェルフ。
WOOD & LIGHT 木に明かりを灯す心地よさ
木製照明のMOAREではテーブルスタンドtake 5を展示。ナチュラルセード、ブラックセードとオーク、ウォールナット、メイプルとのコンビネーションが美しく、ソファサイドやベッドサイド等でお使いただけます。同シリーズのフロアスタンドとのコーディネーションも楽しめる。またファブリックを支給していただくことで特注対応も可能です。
Kitaniでは蒲原 潤デザインの椅子を展示
Kitaniでは蒲原 潤デザインの椅子を展示。JUN-01は仏像の繊細で優雅な指先と、優しいまなざしの瞼をイメージしたデザインの椅子。北欧家具よりキタニが独自に得た技法を日本的デザインに生かした秀作です。JUN-02は日本の竹籠からイメージされ、ふくよかで、優しさを感じる安定感のあるデザイン。座面はコイルスプリングが13個仕込まれた古典的な張りの技法を活かし、本体の縫製は手縫いで仕上ています。