KAGU TIMES 2009/12

広葉樹間伐材を新しいブランドに
KARIMOKU NEWSTANDARDは木と対話しながら高品質の家具を作り続けてきたカリモクが社会背景に問題を持つ素材、日本国内の広葉樹間伐材を使用した新ブランドです。TORIは日本の伝統的な鳥居をモチーフとしたチェア。鳥居の持つ力強さを感じさせると同時に、現代の暮らしにもあう柔らかい印象を持ち合わせている。

MINERVAのソファ冨士ファニチアが
五反田製作所と言えば家具業界にその名を轟かせる家具のモデラー宮本茂紀氏の会社。宮内庁御用達のソファや倉又史朗をはじめ偉大なデザイナーの家具を手掛ける。そのグループ会社ミネルバは“職人の神様”の意で各専門分野のトップランクの技術者集団。その良質なソファを冨士ファニチアがコラボ、全国の販売をはじめる。

AD CORE新ブランドA-modeはシンプルに
AD COREの新ブランドA-modeはLAモダン建築のシンプルな金属質だけではない、木質の素材感をうまくとりいれた建築にインスパイアされた新しいモダンデザインで伝統的な日本建築にもフィットします。チェアは座面に布バネとウレタンクッションの組み合わせで上質な座り心地を。テーブルは脚の位置が変えられシンプルな意匠。

アスプルンド英国のHALOを輸入
HALOのレザーソファコレクションは英国のアンティークとビンテージの伝統的なデザインや製法により現代的で斬新的なアイデアを加え一つ一つのボルト、ステッチ、細部のこだわりまで、すべて熟練の職人の手によってハンドメイドで生産されている。レザーは南米から輸入し7段階の特別な行程を経て使い古された感覚を見事に再現している。

コンランショップもコクヨ買収のよこく
イギリスの家具デザイナー、テレンス・コンランは1973年に家具や生活雑貨を販売するザ・コンランショップ の一号店をロンドンにオープンさせ、日本では1994年に東京ガス関連会社がオープンさせたがコクヨが国内事業を買収するデザインを重視した家具や文具を積極的に展開し、高級路線のビジネスモデルづくりを新たに進める。

ドイツのiFデザイン賞に輝くオカムラ
岡村製作所の「Leopard(レオパード)」が、国際的に権威あるドイツの2010年度「iFデザイン賞」を受賞いたしました。「子供が親に抱きかかえられるような座り心地」を開発コンセプトに掲げ、筋肉のメカニズムを応用し、着座から立ち上がりまでの姿勢変化に追従した優れたフィット感を持つ、今までにない座り心地を実現しました。

Vitra Hella Jongeriusの子どもデスク販売
テーブルトップには、 ElephantやHouse Bird、Panton Chairなどのチャームがついたブレスレットのようなモチーフが描かれ、ところどころに穴があけられ、そこにペンをさした様子が無数のハリをもつヤマアラシ(=Porcupine)を連想させることから、その名がつけられた。

フリッツハンセン日本人デザイナー起用
日本人デザイナー、紺野弘通によるデザインのリンチェア。この椅子は日本とデンマークの伝統デザインの融合を表現している。自然と鳥の巣の形状に対する好奇心が大きく鳥の巣のフォルムをもう一つの驚くべき自然の姿である一輪の花と対比させた。6色のカラーバリエーション布座付きもある。脚はアルミ製。

KAGU TIMES 2009/11

IDEEの新作は植木莞爾デザイン
イデーの新作家具、デザイナー植木莞爾による「DIVANCO (ディヴァンコ)」シリーズが誕生。軽やかな存在感は、絶妙なバランスと繊細なディティールによるもの。リビングルームはもちろんオフィスのラウンジやパブリックスペースまで、穏やかな知性の漂う空間を演出するソファとテーブル。過去の作品にはアラダンチェアがある。

HIROSHIMAに新アイテム加わる
深澤直人と共同で商品開発を行うMARUNI COLLECTION。好評のHIROSHIMAシリーズにこの秋新たにテーブルやボードが加わった。テーブルは生活のシーンに合わせて可変する伸長式¥220,000~。サイドボード¥278,000~はブナやナラ材を丁寧に仕上げたナチュラルなもの。マルニ木工の新しい方向性が確立されたように思われる。

世界では売れっ子Kartell ×吉岡徳仁
Kartell社と言えば元はイタリアの注射器のプラスティックを生産していた会社。ヴェルサーチなどのファッションビジネスを成功させたクラウディオ・ルーティを迎え家具業界でもデザインに特化してヒットしている。新作は吉岡徳仁デザインのAmiAmi(アミアミ)プラスティックの素材の椅子ですが座背がまるで布を編んだようだ。

羽毛ふとんもグッドデザイン賞
フランスベッドの羽毛掛ふとん「ドライスルー95」が2009年度のグッドデザイン賞を受賞しました.。特徴は保温性をキープし、余分な湿度を逃すベンチレーター機能。寝返りの労力を従来比16%低減。
肩口からの冷えや首もとの不快感を抑える“ネックラウンド”仕様。品質管理の徹底した国内自社工場で一貫生産を行っています。

XOフランスからTOYO KITCHEN
XO(エックスオー)はフランスのフィリップスタルク・デザインの家具メーカー。2009年のサローネではスタルクとカリム・ラシッドの作品を展示、注目を集めていた。トーヨーキッチン&リビングでは国内正規代理店となり家具を販売する。12月17日(木)、18日(金)の2日間スタジオ大阪にて旧作、新作の展示が揃う予定です。

遠藤照明の輸入家具AbitaStyle
遠藤照明の輸入家具部門もVol.3を発行し、充実したラインナップが揃っている。自社でのオリジナルデザインや大阪の実力デザイナーを起用しての商品開発や照明で培ったノウハウを家具の分野にも生かし、インテリア空間の提案および表現に結び付けたいと考えています。環境問題などにも取り組んだ商品開発もすばらしい。

カリモクのソファWS11も健在です。
カリモク60のヒットで限定店扱いの商品も主流になる中、通常のカタログにもレトロなソファシリーズが健在している。WS11モデル、合成皮革張、長椅子。クッションには弾力性と耐久性を備えたSバネが使用してありボタンの窪みが斜め45°ですがレトロ感覚は良い感じです。

いざという時のカウンターチェア
業務用のカウンターチェア選びでちょうど空間のイメージに合うものを探している時にうまくはまるのが桜屋工業のカウンターチェア。50年代風あれば、和風モダン調もあり、しかもリーズナブルな価格でズバリはまってしまします。カウンター探しに煮詰まってしまったら一度カタログ開いてみてください。

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KAGU TIMES 2009/10

nextmaruni SANAA Armless Chairs新色
その愛らしい姿から人気のある、建築家ユニット妹島 和世+西沢 立衛/SANAAデザインのアームレスチェアに、この秋、カラフルなカラーバージョンが加わりました。ピンク、グリーン、イエロー、ホワイトベージュ、ブラウン、ダークグレーの6色。「ラビット」のシルエットとあいまって、椅子の新しい楽しさと魅力を感じさせます。

innovatorも参加 デザイナーズウィーク
innovator&CASABLANCAは、10/30~11/3 TDWに参加します。5日間限りの限定ショップが登場。innovatorの歴史を紹介しながら、70年代に生まれたプロダクトのみを販売。また、イベント「OPEN HOUSE 千駄ヶ谷3・50・11」では、shopに特設したinnovator Xの部屋に5人のクリエーターに住んでもらい、webで配信します。

キッズラビットチェア 子供のうさぎチェア
大川の広松木工では、渡辺優さんと一緒に、未来の子どもたちのために、あえて今やらなければならない事として、ほんとうの意味での子どものための家具を開発しました。使用している材料の一部は天然木で一つ一つには違う表情が生まれます。時間の経過とともに色・つやも変化し、反りも出ます。それが木が生きている証しです。

復刻シュルチェアにユニークな模様が
ロサンゼルスに拠点を置きミッドセンチュリーテイストのインテリアを手掛けるMODERNICA。ファイバーグラスチェアはミッドセンチュリーを代表する名作『shell chair』を忠実に再現したアイテム。『side chair』にA BATHING APE(R)のオリジナルデザイン「BAPE(R) CAMO」を落とし込んだ『bape(R) camo side chair』が発売 。

岩倉榮利ブランド、イルムスに登場!
「岩倉榮利」によるデザイナーズブランドとしてスタートしたロックストーンがこの度9/1にイルムス梅田店内にインショップとしてオープンしました。「ROCKSTONE」をはじめ、編み込むという技法による皮革の風合いの「楽風庵」や、新潟 : 加茂の日本が誇る桐箪笥職人の技術と最高の桐材を使った「KAMO」など展示されています。

北海道民芸家具.。飛騨産業から復活
ドイツのバウハウス運動とイギリスのクラフト運動と並び評される日本の民芸運動。北海道の豊かな自然から生まれた北海道民芸家具。クラレインテリアはその家具部門を惜しまれて廃業されるところでしたが、この度、飛騨産業が事業を受け継ぎ、継続して続けることになりました。民芸家具の伝統技術の継続です。

カッシーナの新作、ロドルフのソファ
カッシーナ・イクスシーでは「カッシーナ」からロドルフォ・ドルドーニ氏デザインの木製の脚に特徴の「ELORO」ソファ。「イクスシー」からシンプルなフォルムの中に、シャープさとエレガントさを併せ持つテーブル「RITMO(リトモ)」。軽量かつ強度に優れた天板で、天板角のR形状の表現や、精度の高い仕上がりを実現しています。

HermanMillerの新作SETU
セトゥーチェアは、現代の働き方やライフスタイルを考えて開発された、シンプルな操作性と快適性をもったマルチパーパス(多目的)チェアです。2組の精確に設計されたポリプロピレン素材は、座面と背もたれの連動を可能にし、座る人の身体をサポートし、あらゆる動きに従います。価格もロープライス。

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KAGU TIMES 2009/09

北欧テイストのキュートなラブソファ
日進木工で一番売れているチェアがWhite WoodシリーズWOC-131。新たにラブソファが加わりました。北欧を感じさせるデザインは日進得意の分野
昨年の木工職人が丁寧に作るSTEP STEPに引き続き、今年は持ち運びに便利なProof Tableが好評です。

飛騨のメーカーはカバーリングが流行
NHK連ドラ「さくら」の舞台となった飛騨の古川に地で家具の伝統の技、匠の技のイバタインテリア。
新作はモダンなカバーリングのチェア。最近ではクリーニングできるカバーリングのチェアが大流Bioシリーズは価格やデザインでバリエーションの中からセレクトでき、価格も今のご時世に併せて売りやすい価格に抑えられました。

森のことばも新しいシリーズが加わる
飛騨産業の森のことばファミリーに新たなデザインが加わりました。森の河原で石が上流から下流にたどり着くまでに、だんだんと丸みを帯びてくるというコンセプトの森のことば「ibuki」。若手デザイナーが手掛けました。ソファは背面積を広くし、節を見せると共に柔らかなカーブの連続で生物的な雰囲気にデザインしています。

今年はアームチェア、モリシゲの新作展
モリシゲと言えば漆塗りの家具だったり、重厚な応接間の家具のイメージがありますが、今年はカジュアルな新しいアームチェアー「ポルト」が誕生しました。木の魅力を開放的なリビングにと、樺材の特徴を生かしたコンパクトでシンプルなアームチェアーです。シートはブラウンと黒の2タイプ。木部は新しく樺材、木地仕上と選べます。

カリモクからエコワイドソファー発売
みんな揃ってテレビが見られるワイドソファー。奥行コンパクトで、女性にもしっかり掛けられます。4サイズの幅バリエーションに肘の有無を設定し、様々なレイアウトを実現可能。100%(ペーパーヤーン70%、コットン30%)のエコロジーな素材ウッドノーツ社「サンド」を採用。吸放出性に優れ、清潔感のある肌触りが魅力です。

dream bed 復刻 RUF・APARELIA
RUF・APARELIAルフ・アパレリアは1984年、ヨーロッパを発祥とする伝統的な手法、キルティングステッチのファブリックベッドとして日本に登場。2009年四半世紀の時を経て復刻デビューしました。ヘッドボード、足回りのサイドやフットボードにもキルティングが施され、ふっくらとソフトな印象が特徴的なファブリックベッドです。

ligne rosetの新作 PUMPKIN
パンプキンはポンピドー大統領のプライベートコレクションでエリーゼ宮殿にしか展示していなかったものを商品化しました。デザインはフランスのピェールポラン。ソフトなシェープにしっかりとしたウレタン座面、フィット性のある華やかな色のカバーで1P、2P、3Pがあります。

東京デザイナーズウィーク2009ロゴ
今年も明治神宮外苑で10/30~11/3まで開催されるTDW。昨年に引き続きロゴをデザインしたのは、Micha Weidmann。テーマの「LOVE GREEN」にちなみ、緑をワンポイントに「TOKYO」の文字をデザインしました。また100%デザインも同時開催でSHOP EXHIBITIONなど東京の街全体がデザインするウィーク。

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KAGU TIMES 2009/08

動画で観るミラノサローネ講座開催
TIMES の編集長の能口仁宏氏が心斎橋のアップルストアにて9月8日19:00~より世界最大のデザイン見本市「ミラノサローネ」を撮影したフルハイビジョンビデオをアップルのコンピューターを使って動画編集する講座を開催する。サローネの解説に加え、著名な家具デザイナーの話など、家具業界を一般にアピールするイベント。

飛騨・高山に世界の名作椅子が集合
協同組合飛騨木工連合会では飛騨世界生活文化センターにおいて、9月2日(水)~6日(日)の5日間、「2009飛騨・高山 暮らしと家具の祭典」今年のテーマは“おもてなし”。また同時開催される「飛騨の椅子展」では飛騨・高山が生んだ美しい椅子を一堂に集め、富山県立近代美術館が所蔵する世界の名作椅子コレクションとともに展示。

Fiottoの新しいカタログは美しい
中村工芸ではナチュラル感覚のFiottoシリーズのカタログを一新しました。今回はホームユースの需要に応えてコンパクトなサイズのソファや木部をオイルフィニッシュができたりとレトロ感覚の良い味を出しています。Fiottoとはイタリア語で「波」を意味し波のような自然さと美しさ、温もりに満ちた存在のソファシリーズです。

腰椎にフィットする健康なチェア登場
9月開催のLiving&Design展で出展されるメーカーで気になるのは韓国の家具メーカーBentek。デザインは喜多俊之氏で成形合板のスタッキングチェア、座るとちょうど腰椎に背のアールがフィットして、健康な姿勢を保たれる。価格もリーズナブルでデザインもハイバックから低いものまで多様で、腰痛の人にはお勧めのチェアです。

カンディハウスの新しいLDチェア
カンディハウスの新製品は久々のLDチェア。ゆったりとくつろぎながらのお食事、食後の団欒、家族やご友人達と楽しいティータイムなど、快適なリビング&ダイニングシーンの需要の高まりに応え、新スタイル「LDホームラウンジ」の提案です。デザインはゼロファーストデザインの佐戸川清氏。650
cm以下のテーブルとの組み合わせ。

空間デザイナー間宮吉彦氏ラジオ出演
堀江の立花通家具秀撰会のホームページがリニューアルしました。単なる家具屋のHPではなく。堀江のポータルサイトとしてhoriestyle.comを立ち上げ、間口を広くして顧客を得る作戦で。ファッション情報、音楽、カフェ、バー情報など満載です。horie.ne.jpからもアクセス可能。

Living&Design大阪から世界へ
国際見本市Living&Design展これからの住空間要素展。2009年9 月16 日~18 日すまいのリノベーション TOTAL INTERIOR をテーマに、日本を代表するプロダクトデザイナー喜多俊之氏のプロデュースにより、インテックス大阪にて開催いたします。日本初のメーカーも多数出展。

ブルレック兄弟の新作ベジタブル
植物からインスピレーションを受けてデザインされたVegetal(ベジタル)葉脈のように複雑に重なり合った構造は、ポリアミドを用いた射出成形により実現。4年の歳月を費やしてvitraから誕生した美しいスタッキングチェアです。オーガニックなフォルムへの強い関心から生まれた生命の力のあるチェアです。

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KAGU TIMES 2009/07

Yamagiwaの新作著名なデザイナー
2009年のミラノ市内で発表した著名なデザイナー達の照明。中でも橋本夕紀夫のMOONBIRDが大好評。月光の下に静かに佇む鳥をイメージして作られた照明器具で、ボディは木製 で、一つ一つけずり出し、発光部は最先端の光源技術を用 いて、極限まで薄く仕上げられています。まるで彫刻のような 照明器具が実現しました。

arflex も若い世代を意識したprima
arflexではリーズナブルな価格とコンパクトなサイズの新シリーズprimaが誕生。arflexのスタイルを気軽にお楽しみいただけるようになりました。FUのソファはラウンドした形なのでどこからでも座り易く。また着替えたり、洗ったりできるイージーカバーリングの方式です。シェルフやダイニングセットもprimaシリーズから発売。

プロシード新作ゴージャスな座り心地
Proceedブランドの(株)丸ニ金属製作所では7月下旬に2009年度の新しいカタログを発表。ゆったりと座る椅子をはじめとし、素材やファブリックで心地よい座りを提案しています。昨年FICAREシリーズを別カタログで発表するなど、未来を模索して、リーズナブルな価格で新しい時代にマッチしたセレクトしやすい新作が豊富です。

よりどりみどりのリクライニングベッド
創業60周年を迎えるフランスベッドではリクライニングベッドの快適さを、リクライニングシートのような身近さで、好みやライフスタイルに合わせて選べるベッドシリーズ「システムファルド」が人気。ヘッドボードのデザインやフレームタイプが選べたり、オプションでテーブルやLEDの照明を足したりバリエーションが豊富。

スイス最高級の睡眠Superbaがフクラから
uperba(スペルバ)は、チューリッヒ南西約40kmにある小さな町ヴーロンで、1924年に設立された約85年の歴史を誇るスイスの一流ベッドブランドです。1933年にはスプリング・マットレスの生産に成功し、マットレスはスイスの最高級ホテルでも採用されている。日本では青山・銀座・名古屋のフクラギャラリーで展示。

堀江のHomePageポータルサイト
堀江の立花通家具秀撰会のホームページがリニューアルしました。単なる家具屋のHPではなく。堀江のポータルサイトとしてhoriestyle.comを立ち上げ、間口を広くして顧客を得る作戦で。ファッション情報、音楽、カフェ、バー情報など満載です。horie.ne.jpからもアクセス可能。

各社一斉に発表。今年の子供デスク
この季節になると各社、子供デスクの展示会が目白押し。今年の傾向はecoにはじまり、親の近くで勉強させようとリビング&ダイニングとマッチしたデザインの子供デスクの提案など、新しい試みが観られる。定額給付金の給付も行き渡り、そのお金の使い道が家具業界に流れますよう心からお祈りします。

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KAGU TIMES 2009/06

天童木工+高岡屋コラボレーション
天童木工が京都の創業90年の座布団作りの高岡屋とコラボレーションした新作を発表。その名も「おじゃみスツール」合体したら椅子、別々にしたら座布団&テーブルになる、座り方、使い方自在なスツールです。天童の成形合板技術と「おじゃみ」は繊細な織りと光沢感が特徴の西陣織シルクのほか多彩な材料をそろえました。

Eames Elephant ポリプロピレンで復活
1945年イームズ夫妻によってデザインされた愛嬌のある象のオブジェが、vitraからカラフルなポリプロピレン仕様に生まれ変わって新登場。“もっと身近に、子供が気軽に遊べる玩具を”というコンセプトのもとに成形合板仕様は2008年イームズの生誕100周年を記念し、数量限定で生産されたが、こちらも熱狂的な反響で完売した。

相合家具製作所 アルミのソファ新作
相合家具製作所では新素材「アルミハニカムパネル」を用いたシャープなソファと、培われてきたモールドウレタンの造形力を活かしたオリジナルソファを始め、昨今のニーズに応える様々なタイプのソファやパーソナルチェアを充実させました。カルテルシリーズの新作も充実。商品開発やイメージでは一歩先行くSOGOです。

日本ベッド、ベッドウェアで差をつける
日本ベッドではインテリアショップの展開において上質なベッドウェアを発売しました。工場は今までのベッドリネンの工場ではなくアパレルが使う縫製には気を遣った優れもののベッドウェアです。また特殊加工を施した純銀の糸で、上品な輝きをちりばめたミューファンは銀イオンの抗菌防臭機能があり美しいリネンです。

ニチエスが輸入するドイツのDEDON
ニチエスが輸入するドイツ(デドン)DEDON社のアウトドアコレクション。粉体塗装アルミフレームに独自開発の高耐候性ファイバー デドンファイバーを伝統的なハンドクラフトの職人が丹念に手編みし、天然の風味を損なう事なく仕上げた全天候型ラタン家具です。新作はジャン=マリー・マッソーがデザインしている。

MKマエダの新作 テレビも移動する扉
大型扉に薄型テレビを固定し、テレビ自体がスライドするシステムダイナミックモーションを実現。スライド扉内部の収納により、シアタースペースがすっきり片付きます。サイドキャビネットの棚には小型LED仕様の照明を標準装備。青白い光で美しく演出します。艷のあるUV塗装を扉に贅沢に用い、感覚に触れる美しい演出です。

今年のMOROZO アフリカの色彩
毎回サローネでは奇抜な展示で好評のMOROSO。今年のテーマは「アフリカ」ショップ展示は黒人の写真やアフリカ特有の色彩使いでパトレシア・ウルキオラのソファをはじめ、定番家具が特殊な色合いで展示されていた。フィエラ会場ではプリント柄のファブリックが人気。

カリガリス、ロゴも一新。新作チェア
リーズナブルな価格でインテリアショップ向けの商品を提供するイタリアの家具メーカー、カリガリス。今年のサローネではロゴを一新しての展示。素材の違ったシンプルな椅子を発表。トーネットを思わせる椅子のフレームをプラスティック仕様や金属パイプ仕様に木材仕様。匠の技術を見せつけています。


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KAGU TIMES 2009/05

サローネ今年も熱く世界中からデザイン
今回は4/22~27イタリアで開催されたミラノ国際家具見本市サローネ特集です。まずCassinaはFiera本会場の出展はなくショールームとZONA TORTONA(大阪で言えば堀江地区のような)の大きな会場でグループ出展していた。テーマはバロック。バロック時代と家具のコラボレーション。革のソファがゆったりと展示されていた。

B&Bの新作は深澤直人を起用
見本市会場だけ視察して帰るのは素人である。日本のデザイナーズウィークの様にfuori salone(外のサローネの意味)も必見。街中のSavona通ではNATUZZI、Cassina、B&Bとショールームが並んでいる。B&BはTHAT ’S DESIGNがテーマで新作は深澤直人のラウンジチェアとオットマン。パトレシア・ウルキオラの籐家具シリーズも好評。

フィリップ・スタルク健在driadeの新作
モンテナポレオン通のドリアーデのショールームではフィリップ・スタルクの新作が展示。久々にスタルクらしいプラスティックのチェアがお目見え。またフランスのxoからはプラスティックのチャイニーズチェアーを思わせるチェアを発表。もうデザインしないとか、いろいろな話題を振りまくスタルク。今年は健在です。

日Kartellは大好評! ギャグ満載の展示
サローネ 会場で話題だったのがカルテルの展示、。 日本の相撲があったり、刺青をした男性があったりとギャグ満載の笑える展示。

今年もミラノ大学
uori saloneを企画するINTERNIでは昨年に引き続き、ミラノ大学の校庭を展示会場に変身。イタリアの著名なデザイナーを起用してイベントが開催された。特に夜になると光のショーとして美しかった。

トリエンナーレは日本のデザインで
今年のトリエンナーレ(デザイン美術館)では日本産業デザイン振興会が主催する工業デザインやTOKYO FIBER ‘09 SENSEWAREでnendo隈研吾などのデザイナーが普段は黒子の「人工繊維」に注目した展示を展開。また昨年に引き続きcanonのブースなど日本色満載。初日の夜はパーティでミラノ中のデザイン関係者が集まる。

喜多俊之の照明ブレラのギャラリー
毎年ブレラのギャラリーでは喜多俊之さんの個展が開催されている。今年は照明が中心で自然素材との組み合わせの作品。

日本のかたち展.。今年のテーマは「座」
京都のインテリアデザイナーの草木義博さんを中心にインテリアプランナー協会の面々や作家さんが毎年fuori saloneに参加スカラ座の北にあるアルテジャポネにて「日本のかたち展」を開催。今年のテーマは「座」。日本では今年は6/8~19新町の「イナックス ザ タイルスペース」にて帰国展-大阪が開催。

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