KAGU TIMES 2010/08

Yチェアの新色は黄緑色のエコカラー
カール・ハンセン&サン社100周年記念プレートを付きYチェア・アニバーサリーモデルを発売します今年の新色は黄緑色を中心としたカラーにホワイトペーパーコードを張ったもの。秋には紫色も加わりカラーバリエーションが増え、販限定店のみで販売されます。
くわしくはカールハンセン&サンhttp://www.carlhansen.jp/まで。

Barber Osgerby英国の若手ユニット
ClassiConはアイリーン・グレイの一連のプロダクトが有名なメーカ
ー。ロンドンのデザイナーユニットBarber Osgerbyが2008年に発表した「Saturn Stool」。ループのような脚部のフォルムは、前年に発表されたコートハンガー「Saturn」に続くもので、スツールとしてはもちろん、サイドテーブルにも最適です。
http://www.hhstyle.com/まで。

英国の優秀なベッド「スランバーランド」
フランスベッドでは、英国の伝統的な気品と格調を受け継ぐ世界有数のベッドブランド「スランバーランド」のベッド8タイプを発売します。1919年に誕生し、1946年に理想的な寝姿勢を実現するスプリング構造「スランバーランド ポスチャースプリンギング」の開発を行い、1940年代に国王ジョージ6世より英国王室御用達の栄誉を受けた優れものです

MKマエダの新作、TVボード類が充実
静岡と言えばUV塗装では定評のあるメーカーが多い中、いち早くモダンなデザインに取り組みリードしてきたMKマエダ。今年の新作は地デジ効果もあってテレビボードに力を入れている。CANは「どんな空間にも可能な」の意味から名付けられたシリーズ。コーナーにも対応。

コクヨファニチャーWorkVistaを発売
組織変更や人員変化に合わせたレイアウトに柔軟に対応するワークステーションシステム「WorkVista」を発売しました。対向するテーブルレイアウトから片側テーブルへの変更や両面テーブルを複数連結した一部切欠レイアウトへの対応等、構成部材の共通化を図り、レイアウト組み替えの手間を軽減し、大型コードダクトも備えています。

檜を使ったモダンIDEA STYLE RELAX
MATSUNAGAの新作「ann」は純国産の上質な檜材を用い、木肌の持つナチュラルな美しさと、黒/白とのコンビネーションによるシャープさを兼ね備えた和にも洋にも融合するハイクオリティな家具です。ドロワーズ、シェルフ、AVベースもある。

Studio NOIが贈るBOCCIの照明
Bocci 社はバンクーバーで2005年に設立された新進気鋭の照明メーカーです。その斬新な発想で作られた照明はデザイン性のみならず、リサイクルガラスを使ったり、 LED 電球も取り替え可能であったり、ロングライフを主眼とした物作りで、全世界で急速に注目を浴びています。

極限にスリムなnendoのチェア
世界的に有名な佐藤 オオキのnendo。ステンレス棒を薄い木材で被覆した「cord-chair」に続き、ステンレス自体の強度で自立できるように太さを12mmに変更した「wire-chair」を完成した。表面は粉体塗装と手磨きを何回も繰り返す仕上げによって、伝統的な「漆塗り」のような瑞々しい光沢感をもつ姿となり、耐久性や耐水性による屋外での使用や、空間に応じた様々な色の塗り分けが可能となった。

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KAGU TOMES 2010/07

カンディハウス新作 LONOGY LUX
カンディハウスでは3 次元曲面の加工が可能な先進機器“ONC ワークセンター”と、創業42年目を迎えた職人の“ 手仕事” の2つの技や技術をベースに「サイズが美しく変えられる家具」LONOGY LUX が誕生しました。椅子は背座ともカバーリング式で、座高を3段階で調節できるタイプやEX テーブルは1600~2200まで伸ばすことが可能です。

間伐材を利用してリサイクルファニチャ
日本の優秀なデザイナーを起用した八木コレクションNEO FORMシリーズ。今回の新作は堀江立花通ユニオンの企画したコンペ「堀江スツール」で銅賞を受賞した岩田浩司氏を起用して、コントラクトファニチャにもエコの考え方をと徳島の間伐材を集成材として座背に使用し、フレームは金属なのでリサイクルできる椅子の提案です。



ソファベッドに特化したシノハラ製作所

一人暮らしの若い層から良くソファベッドの問い合わせを受けることが多いのでは?通販で売られている安物ではなく。デザインも品質もしっかりしたソファベッド。そんなニーズに応えれるソファベッド専門メーカーがシノハラ製作所。shinohara-ss.co.jpモダンデザインからこれベッドに変身するの?と驚かされるソファまで豊富な品揃え。



カップルが好む対の片アームチェア

丸二金属製作所のProceedシリーズ今年も片アームの新作を含むカタログができあがりました。両アームだと幅を多く取ってしまう空間も片アームずつカップル席を設けるとコンパクトに収まります。アームレスを真ん中に加え3 人席と組合せしだいで空間を有効利用。

レトロな北欧テイストの家具発見!
最近、光製作所のポポルというダイニングセットがレトロ思考のショップに好まれ、良く展示をおこなっている。シリーズとしてはScandinavia Modern Popoluで北欧のデザインを感じさせる優れものです。若い人対象のショップでも売れる価格帯でチェアがなんと18900円。テーブルが1300×800で58800円。隠れたヒット商品です。

和食店舗用家具専門のMarukatsu
インターネットを通じて24時間いつでも在庫確認ができるシステムが話題の丸勝物産(株)では和食店舗用家具にターゲットを絞り、専門のノウハウで和の木製家具に特化している。最近お寺や座敷で椅子を使うことが多く、畳を傷つけないように前脚と後脚を一本の木で繋いだ脚のデザイン。それに加えスタッキングもできる椅子が好評です。コントラクトファニチャに片アームチェアのブームを巻き起こした。

seven salotti sofaarflex japanから
イタリアではarflex ブランドの親会社であるseven salotti のソファ「NEST」が日本でも夏の新作としてarflex japanから発売されることになりました。イタリアらしいダイナミズムとおおらかな包容力に満ちたソファ。NEST=巣の意味のごとく最上のリラックスを生み出してくれます。

京都のSferaが欧州初のショールーム
伝統と歴史にもとづく豊かな文化を持つ都市= 京都で生まれたブランドSfera がヨーロッパ初となるショールーム SferaSensesをミラノにオープンしました。感覚(senses)をテーマに形作られた空間はほのかな香り、豊かな素材感、魅力的な音で、Sfera のコンセプトと生活における本質とが五感を通して体感できます。

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KAGU TIMES 2010/06

フリッツ・ハンセン新作は「座る」椅子
フリッツ・ハンセンの新作NAPはNormal、Active、Passiveの頭文字を取ってネーミングされたキャスパー・サルト氏デザインの椅子。ノーマルは姿勢を正して座る姿勢アクティブは食事をしたりパソコンのキーボードを打ったりする前のめりの姿勢。パッシブはリラックスした背に深くもたれた姿勢。「座る」が社長からの課題であった。

日進木工の新作は地域代理店とタッグ
日進木工がこの夏、投入する新作Oak Lineは地域との販売強化を狙って、東は筑波産商、西は大彌リビングが販売を担当する。しっかりとした骨格を持ち、繊細なモダンラインで「懐かしくも、鮮烈なデザイン」を売りにしている。「限られたスペースで使う」コンパクト設計でダイニングをはじめソファボード、テレビボードまでも展開。

マルセル・ワンダースのコンセプトモデル
MAGISといえばイタリアで人気の若手デザイナーをいち早く起用するメーカー。今年の新作の中で話題はマルセル・ワンダースの脚がペットボトルで出来ているSPARKLINGペットボトルの樹脂を成型する時の吹出し射出の技術で製造されている。色は透明なグリーンで単なるペットボトルの脚ではなく、しっかりと綺麗にデザインされている。

椅子のような玩具Biliboは自由自在
ビリボは、子供の創造力を育てる椅子の座のような玩具です。座る、回す、かぶる、叩く、重ねる、浮かべるetc… 子供の自由な発想で楽しむ事ができます。素材は、100%リサイクル可能な高密度ポリエチレン。800gと軽いので、屋内~、海、プール、砂場、雪山等、いろんな場所で遊べます。デザイン賞を受賞し、かつドイツの安全規格を取得してます。

フェルトの座背が心地よいデザイン
相合家具製作所は塗装や加工の特殊性で商品価値を上げたり、Kartellをはじめとする輸入のアイテムやgrafとのコラボレーションなど一歩リードした業務用家具メーカーJOHANSON DESIGNの圧縮フェルトフレーム一体型のスタッキングチェアは環境に配慮した再生ポリエステルフェルトを採用し、波のうねりを表現したフォルムが美しい

Tripp Trappは純正ルートで保証
子供の成長に合わせて、高さと奥行きが変えられるTripp Trapp。リニューアルしたプラスチック製のBaby Setはカラーバリエーションが10色、クッションも7色と豊富でお部屋に合わせてコーディネイトが自由自在。専用のホームページhttp://www.stokke-highchair.com/ja-jp/では組合せがシミュレーションができます。ぬりえもあります。

iPadで読むNew KAGU TIMES @
家具タイムズの表示フラッシュニュースがはやくもiPadに対応http://www.kagu.ne.jpからバックナンバーをiPadで読むボタンをクリック。2009年4月号~最新号まで綺麗なPDFファイルでダウンロードされます。もちろんパソコンでも見れますのでwebに是非アクセスしてみてください。

復刻品次々登場カッシーナの新作
カッシーナのイ・マエストリコレクションは、かつて、近代建築の巨匠達が作りだした、家具の傑作の数々を現代に甦らせ、生産・販売しているものです。 昨年に続き今年も1945年のフランコ・アルビーニのロッキングチェアCanapoやシャルロット・ペリアンの天童木工で出していた椅子などが復刻されてました。

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KAGU TIMES 2010/05

B&B ITALIAはパトレシア・ウルキオラ
今月はミラノサローネ特集。まずはB&B ITALIAからスペイン出身のこの女性デザイナーパトレシアウルキオラのデザインのBend Sofa。生き物のように、太い部分、狭い部分が入り交じる3D曲線でソファの「張り」を実現する技術はさすがB&Bデジタル画面上で何度も検討されたそうです。ステッチと張地の色のコンビネーションも綺麗。

人気の耐えない深澤直人の新作
曲木のTHONETの新作は深澤直人氏デザインのチェア。昨年発表のエクステンションテーブルに続き、アームチェアとチェアがお目見え。最も典型的なトーネットの材料を使用した木製の椅子。フレームに快適な背もたれと座が心地よく人間工学的に形成されている。どこか懐かしい感じのする、ゆったりとした座り心地の椅子です。

nendoのデザインしたイスが全集合!
サローネでは毎年nendoの活躍には注目。今年は中庭のあるギャラリー“Galleria Antonia Jannone”にて個展「chair garden」を開催。スツールに背が生えてチェアになり、アームが生えてアームチェアにと育っていく植物に例え、家具を指先くらいのミニチュアを作り、自然発生的に「生成される家具」を中庭までも含めインスタレーション。

THE “WELCOMEBLACK 2010” ISSUE
今年のカルテルはブラック一色。スタルク、リッソーニ、ラビアーニベリーニ、ウリキオラ、吉岡徳仁、nendoとスターが勢揃い。それぞれ作品が黒をベースに展開。パトレシア・ウルキオラのチェアはどこか昔のウインザーチェアに接合部分に六角形のアクセントを加えたような不思議な椅子。吉岡徳仁の透明の椅子は中央トップに展示。

コカコーラとのコラボNAVY CHAIR
最近のサローネでは他の業種のコラボレーションが多く見かける。emeco社では111個の再生プラスチックPETボトル(約60%が再利用素材)を使った新しいネイビー・チェアが登場。カラーはもちろんコカコーラの赤色。しかも展示は1トンもの氷の中に閉じ込められた椅子の状態でTORTONAの会場入口でシンボル的に注目を集めていた。

DEDONの屋外家具スタルクワールド
屋外家具メーカーDEDONは今年もTORTONAの庭のある会場で新作を発表。フィリップ・スタルクを起用してスタッキングチェアをはじめゆりかごや照明などトータルに展示。またスタルクらしくプロモーションのビデオではマレリン・モンロー風の女性に座らせたり、古いブラウン管のテレビをディスプレーに使って楽しめる空間でした。

奇跡の生還!火山の噴火にも負けず
今年のミラノサローネは後半アイルランドの噴火のため帰りの飛行機が飛ばず、帰国できない人が多かったが大阪府家具連合会のメンバーの旅行は無事帰国。サローネといえば流行色は黄緑。エコをモチーフにした商品が多かった。Yチェアでも木部に黄緑色を塗装した新色のものがお目見え。案内の冊子も緑。

世界にも目を向けたカリモクの新作
Fiera会場でもsozo_commのブースでマルニ、ヤマカワラタンと共に展示をしていたカリモク
今年は街中でもギャラリーにてインスタレーション形式による「KARIMOKU NEW STANDARD」新しい方向性をアピールしました。極細の糸で編んだ木の抜け殻のようなオブジェクトで構成。デザインも手掛ける柳原照弘氏が 会場構成を担当。

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KAGU TIMES 2010/04

nendoがデザインマルニのくつべら
円錐の上部を持ち上げると、すぱっと斜めに割れて現れるくつべら。動物の角(=horn)を削ってくつべらにしていたことが「shoe horn(=くつべら)」の語源ですが、
同一の木材を削り出すことで、仕込まれたネオジウム磁石によって固定された「台座」と「くつべら」の継目部分の木目も限りなく揃い、まるで一本の角のような仕上げ。

箱庭のようなIDEE組み合わせシェルフ
様々な大きさの箱、戸棚、引き出しを多重に組み合わせたシェルフ。その日の気分によって中身を並べ替えるたびに新しい発見がある。枠にとらわれず、自由な感覚で楽しめる。また箱や戸棚の色もバリエーションがある。収納の例として様々な分野のアーティストがコラボしています。今までにあるようでなかった新しいシェルフ。

売れっ子吉岡徳仁ミラノではスター
今年もミラノで開催されるサローネ。吉岡徳仁の新作はmorosoではリサイクルアルミニウム製のファブリックで製作した椅子。座る人によって自由な形になる「かたちやデザインの存在しない椅子」を発表。カルテルからは「目にみえない」をコンセプトに透明に近いプラスティック素材の椅子とショップにてインスタレーションを行う。

デンマークの伝統的な建築家の製品
ARCHITECT MADEはデンマークのシンプルなデザインの伝統的でクラシカルなブランドです。控えめな優雅さ、高精度、職人技術、革新性と妥協のないデザインをうまく組み合わせています。デンマークの建築家やデザイナーの今では入手困難になってしまった歴史的な名作を正式なライセンスを得て1点づつ地道に復刻されたものです。

アルテック75周年トリエンナーレで
サローネでは毎年力の入った展示で話題のフィンランド家具メーカー「アルテック」は今年75周年を迎えてデザインの美術館トリエンナーレにて新作を発表する。新作にはエンツォ・マーリがチェアを、深澤直人はシェルフシステムをデザイン。トリエンナーレのオープニングでは「Enzo Mari for Artek」のワールドプレミア上映が行われる。

ECOのセミナーコクヨ&飛騨産業
総合デザイナー協会DASでは5月19日(水)18:00~コクヨ大阪ショールームにてECOをテーマにしたセミナーが開催される。今回はコクヨファニチャーがCO2の排出量を削減した品川ライブオフィスの話と飛騨産業は杉の魅力と山の現状そして圧縮技術の可能性について参加費は1500円。事前に総合デザイナー協会http://das.or.jpで予約。

イタリアの雑貨DANESEのおもちゃ
イタリアDANESEの「Aleppo(アレッポ)」は、エンツォ・マーリがデザインしたビー玉を転がして遊ぶゲームです。幼い頃、友達とビー玉を使ったゲームで遊んだ記憶をもとに作られて、中東シリアにある都市Aleppoでよく見られる建造物をモチーフにデザインされています。。

光への渇望を形象化したウォッチ
プロダクトを身につけるデザインプロジェクト「Untrod」に家具デザインで活躍の安積伸が参加第一弾は腕時計。光への渇望を形象化したものであり、クリーンなエネルギーを生む「太陽電池」というテクノロジーへの敬意と期待を象徴しています。今年もミラノでも大活躍Lapalmaから成形合板のスツール、デンマークのFredericiaからはチェア、テーブル、コートスタンドなどのシリーズが発表されます。

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KAGU TIMES 2010/03

HIROSHIMAに新しいスリムな子椅子
マルニ木工では角材を組立てて作った椅子というよりも、一本の丸太を削り込んでできたような無垢な感じの小椅子を作りました。人の背中の曲線に沿うような椅子の背の丸みがHIROSHIMAのアームチェアのイメージと重なります。4月14日からミラノで開催されます。サローネでsozo_commのブースにて新作発表を行う予定。

プレミアムバージョンで商品価値観アップ
カリモク60+カリモクから、Kチェアプレミアムヴァージョン第2弾が登場。木部には岩手県八幡平で採取された希少価値の高い胡桃材、栗材を、張地には天然素材フラノウールを使用しました。カリモク60からリビングテーブルプレミアムヴァージョンを同時発売。脚部、棚には栗材、胡桃材を使用し、天板はキズに強いメラミン化粧板。

フランスベッドから最先端足こぎ車イス
東北大学大学院の半田康延博士グループが研究開発した、脳卒中の後遺症で半身麻痺になった方や、外科手術後の患者向けのリハビリ用足こぎ車いすです。座って漕ぐことにより下肢にかかる負担が軽減されるため、転倒のリスクがある方や歩行時に疼痛(とうつう/痛み)がある方でも両足が動くことが実感できリハビリが行えます。


カンディハウス独ショールーム移転

今年で6年連続の出展となるケルンメッセも好評。またヨーロッパでの展開の第一歩となったドイツのショールームをケルンからライン川とモーゼル川の合流地点沿いの景勝地コブレンツへ移転し、そのお披露目を会期の前々日に行いました。建物は旧修道院を改修した、結婚式やレストラン等が入った風光明媚な立地の複合的な施設です。

使いにくい機能は削ぎ落とした回転椅子
コクヨからアクティブ・ワーカーの働き方に注目した使いやすさ重視のNEWコンセプトチェアーが発売されました。左右2本のアルミフレームとメッシュの組み合せによる軽快でスタイリッシュなデザイン。立ったり座ったり、座ったまま移動したり、イスを動かしたりという動作性も軽快感とスッキリ整理できる収納性のある椅子。

YAMAHA YSP-4100対応テレビボード
大型テレビの普及によりホームシアターで楽しむ生活が増えています。中でも音響に拘った商品としてYAMAHAのHDオーディオ+7.1chサラウンド対応のYSP-4100は絶大な人気。家具業界でもこの機械に対応したテレビボードが人気でカリモク、シラカワなど各社特徴のある商品を開発している。業界の枠を超えた商品作りも重要です。

Oiva ToikkaのMAGISキッズ
MAGISと言えばイタリアの新進デザイナーを起用し、プラスティ
ックの素材を中心とする家具メーカー。キッズ家具も充実。鳥をモチーフにした、丸みのあるフォルムとポップなカラーが印象的な、ロッキングチェア。子供だけでなく、大人も思わず座ってみたくなるデザインです。

PLANK社Grcicのバースツール
MIURA stool(ミウラスツール)はコンスタンチン・グルチッチデザインの強化ポリプロピレン製の一体成形バースツールです。彫刻的な構想による自由で複雑なカタチは、グルチッチ得意のコンピュータを用いたデザイン。構造の原理に基づき生み出された、有機的で躍動感のあるフォルムが魅力です。

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KAGU TIMES 2010/02

リーズナブル価格フクラのお得ソファ
今月は2/17・18アメリカーナビルで開催された展示会を中心に紹介します。まずは日本フクラの新作から不景気対策として中国生産のリーズナブルなソファ5種類の展示。ショップ展開に合う可愛いデザインのソファや今流行の3人掛+シェイズロングとお得なボリュームのソファまで、もちろん従来の高級ソファ群も健在です。。

五十嵐久枝デザイン端材の利用もエコ
飛騨産業の新作は五十嵐久枝さんのデザインで、本来家具を製作する時に捨ててしまう端材をグラデーションになるように並べて生まれたbaguette lifeシリーズ。座る場所によって人と人の距離が選べる変形天板のテーブル。3歳からのダイニングチェア。子供が大きくなったらちょっとしたハイチェアとして使えるユニークな発想です。

コラボレーションの時代。ベッドと箱物
日本ベッドでは府中のマルケイ木工や和歌山の大谷産業とのコラボレーションベッドを発表。コーディネートする時に家具全体の木材や色など揃えたいと思いますが、メーカーが異なるとどうしてもバラバラになってしまう。そんな悩みを解消するため、それぞれの得意とするボードシリーズに合ったベッドのデザイン提案です。

エコーネスは会社名ストレスレスと呼んで
日本ではエコーネスでお馴染みのパーソナルチェア。実はエコネスは社名で海外ではStressless(ストレスレス)がブランド名です。スカンジナビア最大規模の家具メーカー、ノルウェーのエコーネス社の製品です。今回は1971年に誕生した初代モデルを継続し、機能と快適さを備えた、フレームが金属の新たなモデル「ジャズ」を展示。

モリシゲの新作はオレンジ色の革張り
モリシゲでは秋に発表した好評のPOLTシリーズに新たに加わったソファ3-Persons Sofaは座り心地の良さを第一にデザインされライフスタイルに合わせて平織アイボリーとダークブラウンの2種選べるまたAMINSTAD DXは良質な革張りのソファ。革は牛革ダークオレンジ色で棒状のアームにも革が巻かれているデザインが綺麗です。

冨士ファニチアのダイニングチェア
創業50周年を記念して発表した「OCEANS」も好評。ミネルバのソファや最近、新しい方向性を確立した冨士ファニチア。それに加えダイニングチェアやテーブルもリモデルして展示。Caimシリーズのチェアは背張りで新たなデザインのものが加わり、女性に人気の小振りなチェアcuteシリーズはオーバルなテーブルが新たに加わった。

シラカワのセミオーダーボード
飛騨のシラカワでは好調のオーダーボード「プレーン」のTVボード周りのキャビネットとボードが追加されました。扉はプッシュタイプで見た目にもすっきりとしたデザイン。今人気の7.1chサラウンドのYAMAHAスピーカーを収納できるブラックチェリーのTVボードも展示。

カンディハウスは「ロング&スロウ」
カンディハウスでも展示会が開催され、ゼロファースト佐戸川清氏デザインのWING LUXシリーズにソファや背が革張りのアームチェアーとオットマンなど加わった。また小振りなチェアの新作としてヒッコリー材のCORNELIAや「和気あいあい」をキーワードに開発されたナラ成型材のCHATなど好評。

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KAGU TIMES 2010/01

安積伸デザインesticのLDソファ
海外でも高い評価のデザイナー安積伸とesticのformaxとがダイニングチェアとラウンジソファの中間的な家具「BANQUETTE」を提案。食事をするときに快適な座とテーブルの関係を保ちつつ、ごろんと横にもなれる広さと奥行きのあるソファ。デザインは3種類。ソファの印象に近いBramley、背が成形合板のCox、脚などに木を用いたGala。

innovator X[タイムズ]マルチ・ファンクション
ベッドでもソファでもあるベッドソファ、ワークテーブルとしてもダイニングとしても使えるテーブル。7製品すべてが、ずらす、転がす角度を変えるといった簡単な働きかけによって表情を変えることができる家具。本来なら2つの家具が必要な場面をひとつの家具でカバーすることで無駄を省く、これが新たなinnovator流のエコロジー。

Konstantin Grcic New Design “MONZA”

イタリアPLANK社とコンスタンチン・グルチッチのコラボレーション第3弾は、木とプラスチックという異素材の組み合わせのアームチェア「MONZA」。スカンジナビアンデザインの木製チェアを連想させるフォルムに、一体型のカラフルな背とアーム。豊富なカラーバリエーションで様々な印象が楽しめる。スタッキングした姿も美しい。

モリシゲの漆家具漆器展でグランプリ
家具の仕上げにおいて「かさねる」事を一つのテーマに、代表的な漆で表現したキャビネット「紫苑20」。去年の全国漆器展において個人最高賞のグランプリを獲得。曲面の扉に竹の子をモチーフにした模様が描かれて、モリシゲらしい日本の良さを洋家具に取り入れた製品です。漆は自然の樹から採れるもっともエコロジーな塗料の一つです。

サンコスモ2010新カタログ発行!
東大阪市はスチール家具のメーカーの宝庫である。東大阪市吉田のサンコスモは国内・海外の店舗用イス、テーブルの製造販売。オリジナル家具から特注家具、インテリア資材まで幅広く取り扱っている業務用家具会社です。 昨年12月最新カタログを発行。スチールに始まり木製家具、和風家具、ラタンなどリーズナブルな価格もうれしい。

冨士ファニチアのリクライニングチェア
冨士ファニチアが創業50周年を記念して新ブランド「OCEANS」発表。高度な成型合板技術をいかした「海=オーシャンズ」をコンセプトとするリクライニングチェア。ダイナミックに海を泳ぐ生命を想起させる有機的なフォルムを持ち、大きな海に抱かれるように優しく体を包み込む座り心地を持つ。デザインは高山のショックデザイン。

家具タイムズホームページで配信
家具タイムズのホームページを運営するkagu.ne.jp(カグドットエヌイードットジェイピー)ではスタッフの共有もあってトップページにて家具タイムズのトップページをtext dataで配信する。特徴としては各記事の内容がメーカーのホームページとリンクしているのでとてもで便利です。

dai ya living 2010 Anniversary 60 th
関西では老舗の家具卸の企業。大彌リビングが2010年で60周年を迎える。今年はデンマークのハンズJ ウエグナーの家具を手掛けるPP MOBREの正規代理店として北欧の家具に力をいれる。特にウエグナーのThe Chairは生誕60年と同じ年に生まれたチェアである。もちろん従来の飛騨地区の家具も充実している。