飛驒産業のkinoeは、木の「枝」を家具に用いています。これまではチップ燃料などに利用される他は捨てられていた枝ですが、製材された木材にはない特徴的なライン、幹を凝縮したような木目の美しさなどは、枝ならではの魅力といえます。その魅力に向き合うことで木の美しさを再発見し、素材の個性を深く観察したモノづくりを目指し情緒豊かな椅子が生まれました。
kinoe by Ibuki Kaiyama
arflexの新作ソファは北欧出身のAnna von Schewenによる、圧迫感のないハイバックソファです。ふくよかなフォルムとダブルパイピングにより、優しい印象に仕立てられています。柔らかめのシートは座った時のストロークが大きく、程よく沈み込み、肩口から頭までもしっかりサポート。展開・拡張型のソファに対し、BIBBIはより個人のくつろぎを追求したソファです。
BIBBI by Anna von Schewen
Cassina ixcに1961年創業のドイツ南部ティエリンゲンを拠点にするオフィス家具メーカーInterstuhlが加わりました。TANGRAMis5はあらゆる組み合わせを自由に楽しむことのできるユニークなシステムソファ。形状は右・左片アームとオットマンのわずか3種類ながら、タングラムパズルのように組み合わせ次第で多様な「つながり」を生み出し、移動のしやすさにも配慮。
TANGRAM is5 by Andreas Krob/ B4K
Carl Hansen & Sønではウェグナーの初期の名作、1950年デザインのラウンジチェアCH22 を復刻しました。この椅子のダイニングチェアバージョンCH26を図面に残しています。一度も生産されることはなく、試作品さえ現存していません。白木を用いたオーガニックなフォルムと構造、印象的な背もたれ、ペーパーコードを張った座面、と共通したデザイン。
CH22 CH26 by HANS J. WEGNER
ピンポン球の描く放物線がモチーフという脚部のフォルムには、天童木工の成形合板技術が活かされている。天童木工がトライしたことのなかった、80mmもの厚みある成形合板。材には、東日本大震災の復興の願いを込め、被災地、岩手県宮古市産のブナ材を使用。美しいカーブをつくり出す造形力や塗装の仕上がりにも、家具職人の匠の技が凝縮。
infinity by Shinichi Sumikawa
新しくソファをデザインするとき、形を重視し、新しいアクセントを付け加えるのが普通ですが、rigne rosetのPRADOの場合は、人の生活や行動の研究から始め、新しいライフスタイルの提案を形にしました。背クッションと本体はセパレートになっており、背クッションは底面に滑り止めがついているため座面に置いても、床においても背もたれとして使用できる。
PRADO by ChristianI Werner
KATOJIの子供椅子 COZY はハイ・ ロー・ロッキングチェア3つの機能 が組み替える事によって簡単に変 身できるチェアです。テーブルを 外してもフロントガードがついて いるので安心。カラーも全部で 16 種類の組み合わせがある。別売り 専用クッションでカラーを変える ことができる優れもの。2014 年に はグッドデザイン賞受賞。本当に かわいくて、おしゃれな一脚です。