「Catasta」は、ミケーレ・デ・ルッキ氏とAMDL CIRCLEによって設計され、昭和木材株式会社が板材を提供し、カンディハウスが製作・設置した木造インスタレーションです。本年4月にイタリア、ミラノ・フォーリサローネで開催されたインスタレーションの発展形として、この度旭川展のためにデザイン・制作されました。Catastaとは、「木材の積み重ね」を意味しますが、ミケーレ氏は「Catastaという言葉自体が詩」と表現しています。単なる木材の“積み”ではなく、自然とのつながり、音や形、感触、匂いまで呼び起こす一連のイメージが含まれています。視覚的な構造物であると同時に、感覚や記憶を呼び覚ます詩的な空間となります。インスタレーションは接着剤を使用しない移設可能な設計で、木材を縦横に積み重ね、間に「距離」と「空隙」を組み込みながら構成しています。高さ3mと迫力のある建造物でありながら、木の重なりが光と影を織りなし、まるで森の中で木々を積み上げたような印象があります。
「家具」カテゴリーアーカイブ
UNDERCOVER「ANARCHY CHAIR」
天童木工は、2023 年に続き、服飾ブランド UNDERCOVER(アンダー カバー)のデザイナー・高橋盾氏が手がけた「ANARCHY CHAIR(アナーキーチェア)」を製作しました。 アナキズムのシンボルであるサークル A を背面に配したこの椅子は、もともと高橋氏が一点ものとし て制作していたものです。より長く使える飽きのこないデザインにしたいという高橋氏の想いに応え、 当社は設計段階から参画し、2022 年に製品化を実現しました。
より長く使える飽きのこないものにしたいという想いから「アナーキーチェア」は製品化が実現さ れました。背もたれと座面は、当社の基幹技術である成形合板により立体的に造形され、身体に沿っ たカーブで快適な座り心地を実現しました。ブラックの塗装に加え、座面には黒のレザーを採用。 背面のサークル A は木製・クリアアクリル・ブラックアクリルの 3 種類で表現。既存の家具とも調 和するシンプルなルックスでありながら、異素材の脚キャップや背面のデザインが、アンダーカバー らしい違和感をプラスしています。

ANARCHY CHAIR by UNDERCOVER
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部屋の片隅からはじまる、心地よい暮らし。
cosine oneの新作は、家族との時間も大切だけど、自分ひとりで過ごす時間も暮らしの中では欠かせないもの。自宅の中に心から落ち着いて過ごせる「場所」があるだけで、日々の暮らしはより豊かに、穏やかになっていきます。心地よい暮らしとは、心身ともにリラックスして自分らしく過ごせる場所。お気に入りの椅子に座ってゆっくりと過ごす時間、必要なものがそばにある安心感、心落ち着かせてくれるやわらかな照明。そんな空間が増えることで「自分らしさ」や「心地よさ」が満たされる空間へと近づいていきます。ひとつひとつの家具が生活に根づき、心地よい暮らしを育んでいく。そんな日々をイメージしたシリーズです。

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1928年創業の木工家具メーカーがつくるサウナ
1928年の創業以来、マルニ木工は「木とともに生きる」を理念に、広島の地で家具をつくり続けてきました。しかし近年、北米やヨーロッパ産の広葉樹資源の高騰に直面し、私たちは改めて日本の森に目を向けました。豊富に存在する檜や杉といった国産の針葉樹を、家具の枠を超えて活かす方法はないか?その答えのひとつが、国産サウナの先駆者「ONE SAUNA」との協業です。
いま、サウナは「心と体を整える空間」として、世界中のホテルや別荘で欠かせないライフスタイルの一部となっています。そこに求められるのは、デザイン性、快適性、そしてプライベート感。家具メーカーだからこそ実現できる技術と視点で、その期待に応えたいと考えました。私たちが受け継いできた家具づくりの技術、「ONE SAUNA」のノウハウ、そして熊野氏のデザイン。3つの力が融合して誕生した「kupu sauna」は、ただ熱に包まれる場ではなく、木とともに生きる豊かさを再発見する空間です。日本の森と家具の知恵を背景にしたサウナから、これからの暮らしに新しい上質と整いのスタイルを届けていきます。
フィンランドデザインを象徴する「アルテック + マリメッコ」シリーズ
アルテック創業90周年のアニバーサリー製品のひとつとして、フィンランドデザインを象徴する2つのブランド、アルテックとマリメッコは、両社のコラボレーションにより生まれた限定家具シリーズを発売します。
「アルテック + マリメッコ」シリーズは、マリメッコのプリント作りのアートと、アルテックの木工技術の融合です。 マリメッコのデザイナーであるマイヤ・イソラが手掛けた象徴的なパターンが、アルヴァ・アアルトのデザインによる「スツール 60」、「ベンチ 153B」、円形の「テーブル 90D」と出会い、美しく溶け合います。表面の突板をパターンの形に切り取り、それを別個体の該当箇所にはめ込む技術を用いた、本質的かつ斬新な形のコラボレーションにより、マイヤ・イソラの鮮やかなプリントデザインは、味わい深い木目と木地のコントラストに変換されます。
「アルテック + マリメッコ」シリーズは、2つのフィンランドブランドの共通点である、建築、自然、人間中心の実用主義を讃える製品群です。両社が大切にする自然環境保護への想いを反映し、切り取った箇所を他の箇所にはめ込む木工技術を応用した製造過程は、木材の廃棄物を最小限に抑えるよう考慮されています。すべての製品は、フィンランド南西部トゥルク近郊にあるアルテックの工場で、責任を持って調達されたフィンランド産のバーチ材から作られています。
ミラノ発のインテリアブランド「Qeeboo」日本初の旗艦店が東京・南青山にオープン
Qeebooが日本本格上陸!遊び心と洗練さが融合した独自の世界観を体感
イタリア・ミラノ発のインテリアブランド〈Qeeboo(キーブー)〉が、ついに日本に本格上陸します。ポップさや驚き、文化的要素を織り交ぜながら、それぞれの個性を際立たせ、空間に独自性と新しい表情をもたらします。細部にまで行き届いたこだわりと高い品質を保ちつつ、遊び心と洗練を兼ね備えた独自の世界観をぜひご体感ください。(TOYOキッチン)
店舗情報
店舗名:Qeeboo Tokyo
開業日:2025年10月4日(土)
場所:東京都港区南青山6丁目11-1 スリーエフ南青山ビル
営業時間:11:00〜19:00
休館日:水曜日(祝日の場合は木曜日) / 夏期 / 年末年始
アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅B1出口より徒歩5分
電話番号:03-3400-1040
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rinkusu
秋田木工と小林幹也による家具コレクション「an」
秋田木工の歴史と曲げ木の技術を伝えると同時に、クラシックにもモダンにも合わせやすいコンテンポラリーな感覚を取り入れたコレクションです。「AC1チェア」はクラシックな曲木チェアに新しい解釈を加え、籐の丸い座面に革張りのエレガントな背もたれをプラスしました。籐張り仕様の座面は軽やかな印象を与え、クラシックにもモダンにもあわせやすいデザインが魅力です。100年以上の歴史を持ち、曲木家具をつくり続ける日本唯一の専門工房「秋田木工」の高度な曲木技術により美しいシルエットを実現。有機的なデザインと異素材の組み合わせが軽やかな心地よさを演出します。 ※画像は「AT-2テーブル 丸型1200」「AC1チェア(肘付き)」「AC2チェア(肘無し)」を合わせたイメージです。
オカムラの子ども向け学習家具「mirumio」とシューズロッカー「Lumi Gate」の2製品がキッズデザイン賞を受賞
オカムラはキッズデザイン賞を受賞
子ども向け学習家具「mirumio(ミルミオ)」
「mirumio」は、「子どもの成長に合わせて、家具も成長する」をテーマに、小学生から中学生・高校生まで、長く使うことを想定したデスクとチェアです。一年で大きく変化する子どもの身体に合わせて簡単にデスクの高さやチェアの調節ができます。オカムラがオフィス向け製品で培った人間工学の知見を生かし、学習時に好ましい姿勢をアシストできるように設計しています。デザインにおいては、大人になっても使い続けてもらえるよう”子どもっぽさ”を排除しているのが特徴です。

シューズロッカー「Lumi Gate(ルミゲート)」
「Lumi Gate」は、学校の昇降口を平時には開放感のあるコミュニケーション空間として活用でき、災害時には避難所運営をサポートできるシューズロッカーです。背板をなくすことで見通しの良い明るい空間を演出し、安心して過ごせる環境づくりに貢献します。ロッカーの中間やエンドにベンチをオプションで設置でき、子ども同士のコミュニケーションや靴の履き替えを補助します。側板にはホワイトボードをラインアップし、情報掲示や作品展示が可能です。また、避難所運営時には、棚板の取り外しや位置変更をすることで支援物資保管棚として活用できます。側板のホワイトボードを避難所や支援物資の情報掲示板として活用したり、ベンチを高齢者やけが人の待機場所として活用したりすることも可能です。





















