今月は北欧の巨匠デザイナーの特集です。
ハンス・J・ウェグナー
13歳から家具職人の下で修行を始め、17歳の時に指物師のマイスターの資格を取得、。国立産業研究所に通う。23歳の時コペンハーゲン美術工芸学校に入学。家具設計を専攻。ボーエ・モーエンセンと知り合う。卒業後、アルネ・ヤコブセンの事務所に勤務。その後、コペンハーゲン美術工芸学校で教鞭を執りFDBモブラー(デンマーク生活協同組合連合会)のために家具デザインを行った。1943年にデザインした『チャイニーズ・チェア』中国明の時代の椅子を改良重ね完成した代表作。
Arne Jacobsen(1902 – 1971) 機能性を追求した結果として生まれたシンプルモダンなプロダクト
Børge Mogensen(1914- 1980 )丈夫で、美しく、座り心地がよく、手頃な価格
Kaare Klint(1888- 1980)モダニズムに対する人間的なアプローチ
Poul Kjærholm(1929 – 1980 )シャープで直線的な作品
Finn Juhl(1912 – 1989)世界で最も美しい肘をもつ椅子
Alvar Aalto(1898 – 1976 )モダニズムに対する人間的なアプローチ
まだまだあるデンマークの定番
Niels O.Moeller(1920- 1982 )
職人の生み出すぬくもりと最端技術
ニールス・O・モラー
1944年には自らの制作工場を持つ、デザイナー兼プロデューサー。デンマーク家具製作協会賞を受賞。伝統的手仕事と工業的合理性を調和させたデザインで知られる。デザイナーであり、家具職人でもある。機械と職人の両者が調和した良質の家具を作り続け、時代にとらわれない普遍性を持ち、デザインの美しさで評価を受ける。
Model No.71 Dining Chair by J.L. mollers
Ib Kofod-Larsen(1921 – 2003 )
背から繋がる肘が特徴
イブ・コフォード・ラーセン
家具デザイナーとして多くの量産家具およびキャビネットメーカーの製作家具のデザインを数多く手掛けた。彼の名を後世に残すこととなった名作「エリザベスチェア」や「IL-10イージーチェア」などが代表作です。