4/9 〜14に開催されたミラノサローネの特集です。まずはMOROSOからPatricia UrquiolaデザインのHOODは外から見ると幾何学的なシェルチェアですが、内側はクッションのある座張りで、座る人を包み込み秘密の空間を演出する特有の背もたれがある。また脚は金属でそれを受ける金属部分も幾何学的でうまくシェルと一体化している。他にも背にストローを巻き付けたチェアのMATHILDAなど数点出していた。
HOOD CHAIR by Patricia Urquiola
高度な成形合板で定評のあるlapalmaではFrancesco Rotaデザインのスタイリッシュな椅子Cutが評判でした。イームズのシェルチェアのように脚のバリエーションが多く、オフィスなどの状況にあわせて木製の脚やキャスター付きの脚など選べる。シェルの仕様も得意の成形合板に内はクッション張りのタイプや全体をクッション張りしたものもある。
Cut by Francesco Rota
今年Fritz Hansenではハイメのウィングチェアが完成しました。どことなくクラシックさを感じさせながら繊細なラインはハイメらしいモダンなセンスを放ちます。「Ro™(ロオ)」はデンマーク語で「静けさ」を意味します。忙しい日々の生活を送る中、静かに深く考える機会をもたらす家具を作りたいという想いから求めたのは”快適な一人掛けの椅子”です。
Ro by Jaime Hyon
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ArtemideではMichele De LucchiデザインのTOLOMEOに代わる次世代の定番商品の開発としてLEDのデスクスタンドを計画していて今年やっと深澤直人デザインによるDEMETRAがデビューしました。シェード部分はシンプルな円盤型で、上部の中央の円がタッチセンサーでON-OFFや明るさを調節できる。本体のカラーは渋目のグレー色。
DEMETRA by Naoto Fukasawa