昨年からPatricia Urquiolaがチーフデザイナーを務めるCassinaのショールームでは右にKonstantin Grcicのソファ、左に Bouroullec兄弟の椅子がディスプレーされ、訪れる客を驚かせた。ソファは地下鉄の手すりを思わせるフレームにクッションが加わり組み合わせ自由なシステム。椅子は包み込まれるような座り心地。そしてUrquiolaのソファが続く。
Soft Props by Konstantin Grcic
昨年からPatricia Urquiolaがチーフデザイナーを務めるCassinaのショールームでは右にKonstantin Grcicのソファ、左に Bouroullec兄弟の椅子がディスプレーされ、訪れる客を驚かせた。ソファは地下鉄の手すりを思わせるフレームにクッションが加わり組み合わせ自由なシステム。椅子は包み込まれるような座り心地。そしてUrquiolaのソファが続く。
Soft Props by Konstantin Grcic
B&B Italiaでは日本語の「酒」という文字が目に入る。Piero LissoniデザインのソファSaké。ウィンドにはシステムキッチンから始まり、鉄骨をボルトで止めたMario BelliniのBolt Table。深沢直人の新しいデザインのパーソナルチェアとオットマンHarbor。そして奥にはAntonio CitterioのMAXALTOシリーズ。庭には屋外用の新作家具も展示。
KartellはContamiNation「汚染」がテーマでオリジナルなデザインにいい意味で汚染することによってできた新しいプロダクト。吉岡徳仁のワイヤーフレームに見える椅子もプラスティックの2層の構造によって美しく仕上がったものである。スタルクのCara Mosshartも木製なら古くにあるスタイルの椅子を樹脂と布で蘇らせている。元ネタを探ってみるのも楽しい。
BeBop by Ludovica + Roberto Palomba
アルミ製のNavy Chairでお馴染みのemeco。今年はJasper Morrisonを起用して「1 inch Chair」を発表。emecoのデザイン要素はそのままJasperが感じられる椅子。構造体の強度を保ちながらアルミで最小限な太さを見出した結果、サイズが1インチだったことからネーミングされた。100%リサイクル可能なアルミで、軽さも抜群。新たな定番になりそうです。
SAWAYA & MORONIでは古くからZaha Hadidのデザインを起用していて、TIPPYは最初2011年にデザインされた木製の肘掛け椅子。2017年にZaha Hadidの追悼として発売しました。TRIEは2017年Zaha Hadid designとしてデザインされたテーブル。また次世代のスター若手のデザイナー発掘としてMÓGUは中国のMa Yansong/Studio MADを起用したテーブルです。
BD Barcelona DesignはJaime Hayonがデザインしたユニークな花瓶Happy Susto vasesが飾られて、新作のパーソナルチェアLoungerと背の低いLow Loungerがお目見え。成形合板のナチュラルな層を活かしたJaime Hayonらしさが溢れるデザイン。他の新作ではKonstantin Grcicの折りたたみチェアやFarg & BlancheのCouture armchairなどが展示。
今年のサローネはEuroluce照明。
ArtemideではHAPPY H.と言う贅沢ななデザインのペンダントが発表された。上部の光はLEDで下部にはLG Displayとのコラボから液晶ディスプレイのような形をしたOLED を採用。昔の北欧パントンのデザインを思わせる迫力のあるモダンな照明が出来上がった。エレクトリックな時代。
元工場の広い跡地OROBIA 15で開催されたPaola Lentiの展示。広い空間にカラフルなソファがシーンごとにレイアウト。屋外のスペースもOutdoor用の家具で埋め尽くされた。観葉植物がいたるところに設置され、まさにこの展示場だけ異国。入口の展示スペースにはファブリックとカラーバリエーションで一部屋ある。
Frame sofa by Francesco Rota
Sciara table by Marella Ferrera